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えひめ映画部

映画・映像作品の撮影を誘致支援するフィルム・コミッションから撮影情報です。

「映画」という力。

一般的に「映画」というと、娯楽を目的とした「劇場映画」のイメージがあります。SF、ファンタジー、恋愛、冒険、伝記など。2014年、劇場で公開された邦画は615本ありました(日本映画産業統計)。毎日1本以上公開されている計算です。多いと思われたと思いますが、実はもっと多いのです。

なぜなら「劇場で上映されない映画もある」からです。このような映画を「自主製作映画」とよびます。商業ベースではなく、明確な目的のために作られていることが多い自主製作映画。ドキュメンタリー(ありのままを記録)作品が多いかもしれません。上映は公民館や自主映画館、学校などです。

今回、私たちの手元にきた相談は「東日本大震災で被災したマーチングバンドと愛媛FCの交流を記録した自主映画を製作したい」という内容でした。聞けば、Seeds+(シーズプラス)は東京電力福島第一原発事故の影響で活動停止に陥り、その事実を知った角田さんがJリーグに活動の場を求めると、愛媛FCが受入に賛同し、2014年、2015年に招待したとのこと。

記録を残すことで、当時の活動や感情、表情など、時間の経過と共に薄れ行く記憶を留めることができます。映画の力は楽しむこともできますが、残すこともできると記事を読んで思いました。映画の持つ可能性を存分に活かせればと願っています。