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えひめモナカ部

起源は平安時代といわれるモナカの魅力、県内外でのモナカ発掘情報などです。

2015年は鹿と俵から!

2015年最初の最中は長野県の大鹿村の「塩最中」。全く知らない土地なので村のウェブサイトを拝見すると、南北朝まで遡れ、武田信玄の所領になった村の歴史があり、コピーは「山、また山でいい景色」とありました。

そんな所の塩最中、食べてみると「白あん」でした。白小豆って珍しい!塩味が甘さにマッチして「危険な味」です。口の中に広がる「甘塩いあん」にお茶が似合います。大きさも手頃で三口ほどでペロリ。山里のもなか、初めてでしたが美味でした。JICA研修でドミニカ共和国へ赴任する馬越さんからの研修地からの最中、ありがとうございました!

そして、こちらは安永部長が京都へ行った際に「俵もなか」を発掘してきました。ナント!創業宝暦5年(1755年)の京菓子司「俵屋吉富」の最中。代々禁裏御用をつとめた和菓子屋、さすが積みかさねてきた重みを感じます。

珍しいのが5色5味の最中。初めて見ました、「粒あん」「抹茶」「こしあん」「栗」「黒糖」の5味はそれぞれ最中の皮の色と味が異なりました。私が食べたのは抹茶(渋緑)、黒糖(濃茶)というように。大きさは一口サイズで上品な風味はそれぞれの味を想像させます。「お品書き」に「菓匠とよぶようになり芸術品として讃え」という一分がありますが、「食べる芸術品」としてお薦めできる最中。

庶民から芸術までを網羅できるなんて、最中の研究は奥深いことを改めて発見しました。安永部長、ありがとうございました!