事務局から授業日の2日前に届いたメールでは「当日の天気予報は雨なので授業内容を変更します」と書いてあり、収穫はできないのかと思いましたが、当日は薄日もさす天候となり、予定通り「みかんの収穫」ができて大満足でした。
ごごにゃんファームの石川さんご夫妻は奥様が来月出産を控える慌ただしい中、「剪定の仕方、美味しいみかんの見分け方、色付きの理由、病気などの原因など」を教えてくださり、今まで買って食べることしかしてこなかった身としては大変、貴重なお話でした。カゴいっぱいに収穫したものの、みかんはまだ多くが実っており「実はこれらのみかんは全て収穫しないと来年、実がならないんです」と言っていたのが柑橘農家の現実と知りました(収穫のみかんアルバイターを募集中とのことでした)
収穫した「温州みかん」は選果場へ移動し、通常であれば「2-3日寝かせて(2日-3日の間に傷などあれば痛みが目視できるとのこと)」ブラッシングから大きさ(SS、S、M、L、LL)に仕分けされます。一連の流れはベルトコンベアーのような機会で行われ、見るだけでも楽しかったです。
サイズが選別されると「箱詰め」ですが、ここで驚いたのは今まで「底」と思っていた「みかんのおしり」は実は頭で箱詰めの際は「底が上」に入れるという「ヘタがあるのが頭部」と思っていた私には奇妙な光景でした。その他、柑橘農家の一日の過ごし方、病気の種類で優や良の品質チェックなどを教えていただき、自分が収穫したみかんを素材に判定しました。
持ち帰ったみかんは5kgほどで当分楽しめそうです。石川夫妻、いよココロザシ大学のみなさん、ありがとうございました。(M)