ファンドレイジング=活動のための資金集め。
そう理解しながらも、周囲の方々に情報をいただきながら、まだまだ私たちは目先の活動に精一杯な状態です。
NPO法人になってから3年目、活動をはじめてからは5年目、組織としては成熟していく過程に入っているという認識の元、今後ますます発展的に継続していくためにはファンドレイジングを学ぶことは必須事項だと思い、今回参加させていただきました。
今回、講師の菅さんのお話を聞いて、2つの学びがありました。
まず1つは、「何のための資金集めなのか?」という基本。
つい、その資金集めの手法・・・どうやって?どのタイミングに?ということに目が行きがちなのですが、「その資金を集めたことで、何がどう変わるのか。」「私たちの団体は何をする団体なのか」
私たちの活動が、地域にわかりやすく、かつ目に見えるようなものにしないと、お金は動かない。改めて身が引き締まる思いでした。
もう1つは、講師のお話の中の「三方良し」という言葉が心に残りました。
私たちの団体・寄付者・地域・・・
「寄付」というと、自立できていない団体が、「頼る、依存する」ような意味合いを持つ印象が正直強かったのですが、講師のこれまでのご経験や、たくさんの事例を拝見し、NPOの活動を通じて、その活動に賛同することで地域に貢献する、というスタイルがある・・・それに改めて気づきました。
いずれも、「地域の課題を解決するため」に、私たちがどんなことをしていくのか。それを明確にすること、そのための手法を考えること、いろいろな人や団体を巻き込んでいくこと。卵(資金)が先か、にわとり(事業)が先か、まだ悩むところはありますが、三方良しを目指して、継続的な活動をしていきたいと思います。
貴重な学びの機会を、本当にありがとうございました!
【報告:NPO法人ワークライフ・コラボ 堀田真奈】