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ファンドレイジング=活動のための資金集め。
そう理解しながらも、周囲の方々に情報をいただきながら、まだまだ私たちは目先の活動に精一杯な状態です。

NPO法人になってから3年目、活動をはじめてからは5年目、組織としては成熟していく過程に入っているという認識の元、今後ますます発展的に継続していくためにはファンドレイジングを学ぶことは必須事項だと思い、今回参加させていただきました。



今回、講師の菅さんのお話を聞いて、2つの学びがありました。

まず1つは、「何のための資金集めなのか?」という基本。
つい、その資金集めの手法・・・どうやって?どのタイミングに?ということに目が行きがちなのですが、「その資金を集めたことで、何がどう変わるのか。」「私たちの団体は何をする団体なのか」
私たちの活動が、地域にわかりやすく、かつ目に見えるようなものにしないと、お金は動かない。改めて身が引き締まる思いでした。

もう1つは、講師のお話の中の「三方良し」という言葉が心に残りました。
私たちの団体・寄付者・地域・・・
「寄付」というと、自立できていない団体が、「頼る、依存する」ような意味合いを持つ印象が正直強かったのですが、講師のこれまでのご経験や、たくさんの事例を拝見し、NPOの活動を通じて、その活動に賛同することで地域に貢献する、というスタイルがある・・・それに改めて気づきました。



いずれも、「地域の課題を解決するため」に、私たちがどんなことをしていくのか。それを明確にすること、そのための手法を考えること、いろいろな人や団体を巻き込んでいくこと。卵(資金)が先か、にわとり(事業)が先か、まだ悩むところはありますが、三方良しを目指して、継続的な活動をしていきたいと思います。
貴重な学びの機会を、本当にありがとうございました!






【報告:NPO法人ワークライフ・コラボ 堀田真奈】

 

 

 

 

 



 

初めてのファンドレイジング!
開催日:2012年7月7日10時0分
  • 受付期間:2012年6月1日 8時 〜 2012年7月3日 13時
  • 定員:20名
  • 参加対象:活動に不可欠なヒト、モノ、カネなどの資源とどのように向き合えばいいか考えている方。授業内容に興味関心のある方。個人、団体など問いません。
  • 授業料:無料 
  • 関連リンク1:コーズ・アクション
  • 関連リンク2:日本ファンドレイジング協会
  • 準備物:筆記用具、ファンドレイジング案
 

本授業で学ぶのは単なる手法だけではありません。お金が必要でも「額」や「誰から」という課題。そもそも「お金が必要なのか?」という原点も検討しなければなりません。「何がどれほど必要で、どのように調達・開拓していくか?」それぞれに考え、共有し、発展させる授業です。

【授業の流れ】
(例)
10:00-10:20 自己紹介
10:20-11:00 ファンドレイジング概要
11:00-11:30 活動に適したファンドレイジング策を考える。
11:30-12:20 ファンドレイジング策共有、ブラッシュアップ
12:20-12:30 アンケート、記念撮影

この授業の開催は終了しました。

先生:菅文彦
合同会社コーズ・アクション代表
「97年に財団法人オイスカに入り、フィリピン・ミンダナオ島の植林プロジェク トや日本国内での企画・広報業務を担当。01年日本で初めての募金 ポータルサ イト「ぼきんやドットコム」を公開(05年同サイト終了)。05年にヤフー株式会 社で社会貢献・CSR関連を担当。「Yahoo!ボラ ンティア」のインターネット募金 の企画運営、「Yahoo!カーボンオフセット」や社会啓発コンテンツの企画。 「Yahoo!基金」の設立・事務 局業務。10年当社設立。」

今回の教室:和光会館
住所:愛媛県松山市緑町1丁目2-1
TEL:089-931-7537
行き方アクセス:大街道下車、ロープウェイ街を進み約5分。 赤十字病院前下車、ロープウェイ街へ進み約5分。