創業は江戸時代といわれる中野本舗。創業以来変わらぬ味を守り続けているし主力商品「薄墨羊羹」は何世代にもわたって親しまれています。その「薄墨羊羹」の食べきりサイズ「こざくら」には【抹茶、小豆、愛媛みかん、黒糖】の4種類の味があります。
今回の授業は【こざくら】のパッケージデザインを考案し、【こざくら】が新たに創り出せるシーンを実現させます。中野本舗の伝統の中で「変えてはいけないこと」は味、「変えていいこと」は魅せ方と捉え、自分たちが考えたアイデアが実現するかもしれない、またとない機会です。
6回目は最終回です。前回(5回目)8種類の方向性の中から「砥部焼の唐草模様をパッケージに生かす」と中野社長から報告がありました。いろいろなデザイン案がでた中で目的の達成やコストなど多くの検討事項を検討した結果でした。
前回から唐草模様を求め、最も古い梅山窯へ相談し箱に見合う唐草模様の打ち合わせを続けています。絵付師との意見交換の末、一つの結論に達しました。7月10日の最終回ではこれまでの振り返りを行い、市民のアイデアから生まれた「こざくら」の新パッケージの門出を祝ってください。
主催:NPO法人いよココロザシ大学
協力:NPO法人えひめリソースセンター