内子で作られている「こまどりスイカ」について学びました。内子は私の地元に近いのでたまに行くことがありますがこまどりスイカの存在は初めて知りました。カット用スイカとして売るのを目的にしているのでこまどりスイカにはほとんど種がなく、汁気も多すぎず甘くて美味しいと思いました。
愛媛は耕作放棄地が全国で5番目に多いとのことで、土地の有効活用のためにフジでは、こまどりスイカを作っており、店舗でスイカをカットした際に出る生ゴミはリサイクルセンターでたい肥にしてもらいそれをこまどりスイカの畑に利用するそうです。環境に優しく土地を活用し、そして美味しいスイカを作るという循環が成り立っていて非常に感心してしまいました。
【授業レポート:村上 佳奈】
フジの取り組みについて、少しの時間でしたが話を聞きました。2013年5月に、増加する耕作放棄地の活用、地元商品を安定的に供給するためにフジファームが設立されました。フジでは松山市内にある店舗から出る生ゴミを北条にあるリサイクルセンターに集め、そこで堆肥を
作っています。その堆肥を使って野菜を作り販売することを「循環型農業」と呼ぶそうです。こまどりすいかも堆肥を使って栽培されています。
こまどりすいかの名前の由来は、愛媛県の県鳥は「こまどり」で、フジファームのロゴマークに「こまどり」を使用しています。地元の企業、地元で採れる「すいか」ということで、「こまどり」にあやかって「こまどりすいか」と命名しました。フジ内子店から車で10分ぐらいの所にあるフジファームの農場でこまどりすいかの収穫を行いました食べ頃のスイカには黒色で塗られた杭が付けられていて、それを目印にスイカを選んで採りました。小玉すいかの割にずっしりと重かったです。
店舗に戻り通常の大玉すいかとの食べ比べを行いました。こまどりすいかはカットスイカ用に作られているため、種がほとんど無く、甘く、歯ごたえも良いです。また食べる1時間前から冷やした方が良いことも教えてもらいました。
最後に、こまどりすいかの感想をPOPに記入し発表しました。内容が良いPOPは、店舗に飾られるそうです。暑い日でしたが、楽しい授業でした。【授業レポート:後藤 光生】