砥部町七折地区で栽培されている七折小梅は、100年以上前に「枝変わり」で発見されたと言われる梅です。
戦後になりミカン栽培へ移った時期もありましたが、七折地区の気候がミカン栽培に恵まれていなかったことなどから、再び七折小梅を栽培するようになりました。現在では22軒の農家さんが七折小梅を栽培しています。
また毎年2月20日から3月10日にかけて開催される「七折梅まつり」。約30種、16,000本の梅が彩り見学することができます。蝋梅などが咲き誇る梅まつりに参加されるのもおススメします。
今回の授業では組合の方が厳選された材料と七折小梅を使った「昔ながらの梅干し」を作ります。
1キロの七折小梅、広田産の新芽を使用した「もみしそ(赤しそ)」、五島灘産海塩を使用して塩分15%の梅干しです。
※作業は塩漬けまでとなります。
また七折小梅を使用した料理を試作および試食します。料理は、梅ごはん、鶏肉ソテー梅肉ソース、キャベツの梅和え、小梅簡単スープです。
脇役的な梅干しですが、私たちが知っていそうで知らない食べ方があるかもしれません。お楽しみに。
そして試食をしながら組合でひときわ輝いている若き後継者、渡部祐衣さんに七折梅に魅せられた理由、他の梅との違い、栄養など、色々なことを教えていただきます。
七折小梅のファンになっていただくために、組合の方々と満足いただける授業を準備中です、ご期待ください。