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寒さが身に染み始める11月上旬、今治市にある「のまうまハイランド」でいよココロザシ大学の講義が開催されました。
今治に住み始めて8年目となりますが、2回ほどしか行ったこともなく、またただ眺めていただけでしたので、今治のことを知るせっかくの機会と思い参加しました。

まずはのまうまハイランドのスタッフの方の自己紹介との野間馬についての簡単な説明、その後、園内の落ち葉の清掃でした。わざわざこの講義のために落ち葉を拾わない区間を作って下っており、楽しく落ち葉集めができました。途中風により、落ち葉の山が崩れたり、せっかく掃いたところにまた落ち葉が落ちてくるといったこともありましたが、あらかたきれいにしたところで終了。

続いて、普段ではめったに経験できないであろう本講義の目玉(?)、馬の糞拾いとブラッシング。糞拾いはただ清掃するといった意味だけでなく、糞の状態を確認し、馬の体調確認も担っており、命を世話することにきれいも汚いもないんだと改めて考えさせられました。また、馬の糞は集められた後に処理され、農家に肥料として販売もされており、ただ廃棄されるのではなく自然のサイクルにもなっているんだなぁと感じました。

さて、その後はお楽しみの馬とのスキンシップ・・・もといブラッシングです。馬の目に入る位置に立ち、毛についた汚れを落としながら少々強めのマッサージ感覚でブラッシング。驚いたのはブラシが鉄製であるということで人間がつかったら確実に頭皮が傷んでしまうだろうと思いながら、馬にブラッシングしました。顔を見ているとどこか気持ちよさげな表情でした。

そんな野間馬ですが、今治市の指定文化財に指定されており、国内でも8種しかいない日本固有の在来種の一種、その中でも一番小さい馬です。もともと合戦用に大きい馬を育てようとしていたところ基準に満たない馬は払い下げられ、それらが子供を産み、結果として小さい野間馬ができたのではないかと言われているそうです。海外の馬に比べて背も低く、寸胴で、顔が体の割に大きいとの特徴のため個人的にはザ・日本馬といった感じを受けて大変親近感がわきました。

気温はやや低めで寒かったですが、のまうまハイランドをはじめ、いよココロザシ大学のスタッフの方々、また参加者のみなさんの温かい雰囲気と、なにより本講義の主役であるつぶらな瞳を持った野間馬たちに心身ともに癒された講義でした。
ありがとうございました。

【授業報告:Y.N】



 

のまうまな時間
開催日:2014年11月8日8時30分
  • 受付期間:2014年10月1日 9時 〜 2014年11月4日 13時
  • 定員:15名
  • 参加対象:小学生以上で、授業テーマに興味関心のある方なら、どなたでも
  • 授業料:無料 
  • 準備物:水筒、帽子、動きやすい服装、軍手。
 

日本固有の馬の一種「野間馬」が今治市にいます。日本在来馬の中で最も小さい馬として知られています。
その野間馬の保存に注力されている、のまうまハイランドにて、園内清掃、野間馬とのふれあいなど運営ボランティアを行います。
2014年は午(うま)年、今治市の指定文化財に指定されている貴重な在来馬について学びます。

【授業の流れ】
予)
08:30〜08:45 自己紹介、ボランティア内容説明など。
08:45〜10:15 ボランティア活動。(糞とり、落葉掃き、鞍磨きなど)
10:15〜11:00 野間馬について説明、アンケート、記念撮影、解散。

この授業の開催は終了しました。

先生:のまうまハイランドスタッフ
のまうまハイランドは人と動物のふれあいパークです。野間馬のいろんな姿を観察したり、さまざまな遊具で楽しく遊べます。 貴重なのまうまを大切に守っていくため、のまうまハイランドを運営する「野間馬保存会」では、のまうまの活躍の場を広げる活動を行っています。

コーディネーター:いよココロザシ大学
「誰でも先生、誰でも生徒、どこでもキャンパス」を掲げ、個人や企業、NPOが持つ知識や技術、経験などの価値を「授業化」し、学び合える仕組みを構築。 授業を教えてくれる市民先生は300人以上、2,000名以上の市民が「学生登録」し、500以上の授業にのべ30,000名以上が参加しています。

今回の教室:のまうまハイランド
住所:愛媛県今治市野間甲8
TEL:0898-32-8155
行き方アクセス: