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授業は日没前、暗闇が迫ろうとしいる頃に始まりました。

先生は面河山岳博物館の矢野真志さんと、
久万高原町在住の“生き物の声収集家”、石水史昭さん。

各々が懐中電灯を手にして田んぼに向かいます。

日が沈むにつれカエルの大合唱は大きくなってきました。
子供たちが次々と生きものを捕まえて持ってきます。

ここで矢野先生から驚愕の事実と注意事項が!
「アマガエルも毒を持ってます!
触った指で目をこすったり、口や鼻に入れると腫れたりすることがあるので、
必ずあとで手を洗いましょう」

ツチガエル、俗に言うイボガエルには毒があることは知ってましたが、アマガエルにもあるとは知りませんでした。

カエルは、触るとねばねばした粘液に包まれていますが、あれは自らの体を細菌などから守るために付いているもので、粘液の中に毒が含まれているそうです。

さて、暗闇の中でも子どもたちはしっかり生きものを見つけてきます。
タイコウチ、タニシ、イモリ、ドジョウなどなど。

その後、石水先生が持ってきたボイスレコーダーで、
4種類のカエルの声を1種類ずつ憶えていきました。

そして、授業が終わる頃には、カエルの大合唱の中から、「アマガエル」「シュレーゲル」「ツチガエル」「トノサマガエル」の鳴き声が独立して聞こえるようになっていました。

水田は生きものの天国ですが、薬品などによる水質悪化や耕作放棄地の増加などによって、生きものの種類が減っているそうです。

なんとか懐かしい日本の風景と生きものを守っていかなければならないなと思いました。

【授業報告:カエルぴょこぴょこ】



 

夜の田んぼの生き物観察会
開催日:2014年5月23日19時0分
  • 受付期間:2014年5月8日 10時 〜 2014年5月16日 13時
  • 定員:10名
  • 参加対象:どなたでも  共催:面河山岳博物館
  • 授業料:無料 
  • 準備物:懐中電灯、長靴、長袖の服
  • この授業は定員に達しましたので受付を締め切らせていただきました。ありがとうございました。

    ※18時45分までに久万公園駐車場に必着できる方に限ります。持参物(必携):懐中電灯、長靴、長袖の服(久万高原の夜は寒いです!)

    (1)この授業は「申込先着順」とし、定員に達した場合は抽選日を待たず受付を締め切ります。あらかじめご了承ください。

    (2)家族や友人など複数人で申し込む場合は、代表者がwebで申し込んだ後、同伴者全員の a)お名前(ふりがな)、b)年齢、c)性別をメールでお送りください。 件名「夜の田んぼの生き物観察会」 アドレス wonder.ehime@gmail.com

    (3)「この授業に申込む」をクリックすると、すぐに【いよココロザシ大学】授業申し込みメールが届きます。その後に別途「参加確定」メールをお送りします。もし、3日以上たっても届かない場合は、お申し込みできていない可能性がありますので、お問い合わせください。089-931-7537(いよココロザシ大学・内藤)

久万高原町は田植えのシーズンを迎えました。
田んぼに水が入ると、さまざまな生き物がそこを生息地として利用し始めます。
ドジョウは泥の中をうねうねと進み、アメンボが水面を、
ミズカマキリやクロゲンゴロウが水中を泳いています。
夜はカエルの天国。アマガエルやトノサマガエル、
ツチガエルなど、それぞれ特徴のある声で鳴いています。

そんな田んぼの生き物たちを観察するなら夜が一番!
この授業ではカエルの鳴き声いっぱいの夜に、
久万高原町菅生の水田地帯を歩きながら、
ここを生活の場にするいろいろな生き物を観察します。

【授業内容】
○田んぼのカエルを観察する
○カエルの種類を鳴き声で聞き分ける
○田んぼに集まる水生昆虫や魚について
○田んぼとそこに棲む生物との関係

【授業の流れ】
19:00〜19:10 趣旨説明、講師紹介、注意事項
19:10〜20:20 水田周辺を歩きながら生き物観察
20:20〜20:40 観察できた生き物の振り返り

この授業の開催は終了しました。

先生:石水史昭
生き物の声収集家
久万高原町生まれ。 20歳から約50年間に渡り、東京で博物館や科学館の音響や展示製作に携わる。平成18年にUターン。現在は炭焼き、養蜂、農業に勤しみつつ、野鳥やカエルなど地域の自然史調査や自然観察を楽しんでいる。

コーディネーター:内藤正人
授業コーディネーター(WONDEREHIME) NEAL自然体験活動指導者
好奇心旺盛で新しいモノ好き。 でも流行には流されない。 目に見えないもの、カタチには残らなくても ココロに残るものを大切にしています。 いっしょに愛媛のお宝を発掘しませんか。

コーディネーター:小池ひとみ
授業コーディネーター(WONDEREHIME) NACS-J自然観察指導員
島に暮らし始めて30年、以来島の人たちのご好意に 甘えて?大好きな犬や猫に囲まれて生活しています。

今回の教室:久万公園駐車場
住所:久万高原町菅生2-1644-1
TEL:
行き方アクセス: