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地図を頼りにココ大の旗を発見!子供たちの一行に続いて受付。あれ子供だけ?参加する気満々で来ていた私は、子供の名前を書き、大人も参加できるか心配になりました。

山奥組の皆さんが出迎えてくれ、初めに十文字田の里山の説明をしてくれました。次に山を歩きながら里山の木の種類や植物の名前、特徴を教えてもらいました。『カゴノキ』は初めて知りました。その後、食べられる山菜を採りに行きました。タンポポ、よもぎ、わらびなどを摘み、バッタを見つけて子供はうれしそうでした。

山奥組の人が用意してくれていた竹は、上が四角の窓で開き、その筒ごとに二合の米と水を入れていきました。この炊き方は初めての経験でした。箸も、竹で作りました。山奥組の方は子供に、小刀の当て方を向き角度など、丁寧に教えてくださいました。そして、切り倒した原木にどんどん穴をあけ、そこに子供たちがせっせとしいたけの菌を入れていきました。みんなで協力してたくさんホダ木を作り、運びました。その間もずっと、愛大の先生たちは枝打ちなどをしてツリークライミングをする木の準備をしてくれていました。

先にツリークライミングをする組と、先に食事をする組に分かれ、私たちはご飯組でした。香りのいいご飯、とれたての山菜のてんぷら、具だくさんのしし鍋、全部おいしかったです。待つ間も息子は野村小の子たちとたくさん遊び楽しそうでした。
ツリークライミングは足で突っ張って動いた分、手で少しずつロープを上にあげて進んでいく感じでした。木の上からは町が見え、いい眺めでした。

ツリークライミング目的に参加しましたが、里山生活体験が充実していたのは予想以上でした。そして何より伝統を守り伝える人たちと交流でき、その存在の大きさを身近に感じることができたのがよかったです。里山の恵みをまるごと体感できる貴重な機会を作ってくださったスタッフの皆さんありがとうございました。 【青木 佐知子】



 

まるごと里山体験「ツリークライミング in 野村」
開催日:2014年3月29日10時0分
  • 受付期間:2014年3月1日 12時 〜 2014年3月10日 12時
  • 定員:15名
  • 参加対象:小学生以上
  • 授業料:無料 
  • 準備物:里山の活動で支障のない服装、タオル、飲み水
    食事の材料は山奥組(やまおくぐみ)の皆さんにじゅんびしていただきます。
 

〜〜家からとび出して里山の大きな自然(しぜん)と友だちになろう〜〜

 里山で食べられる山菜をみつけ、里山の竹や木から作られた食器(しょっき)や炊飯(すいはん)どうぐをつかい、「まき」をあつめて食事をつくりいっしょに食べます。
 腹いっぱいになったら、今、大にんきの「ツリークライミング」というほうほうで木にのぼります。高い木の上はどんなところかな。きっと、森や町、とおくのけしきが心にのこるでしょう。

 里山でのしょくぶつとのであいやしょくじつくり、きのぼり・・・。たのしさいっぱいの里山の息吹(いぶき)をかんじましょう。

 先生は愛媛大学(えひめだいがく)で森林(しんりん)の研究(けんきゅう)をするかたわら、ツリークライミングジャパン ツリークライマーとして「ツリークライミング」をしどうし、木や森林のやさしさ、すばらしさをおしえている小林 修(こばやし おさむ)さんほかのみなさんです。

 また、竹や木をつかったどうぐ作り、「まき」をあつめた食事をつくりなど、おうえんしていただくのは野村町の山奥組(やまおくぐみ)のみなさんです。やまおくぐみのおじさんたちはしいたけ(きのこ)作りなど、いろいろ教えてあげたいとはりきっています。

 小林先生や山奥組のみなさんと里山で遊びながら体験学習(たいけんがくしゅう)しましょう。

#ツリークライミングとは:アメリカのアーボリスト(樹芸家)とよばれる人たちが、樹木(じゅもく)を管理(かんり)したりするためにかいはつした木のぼりの技術(ぎじゅつ)です。レクリエーションとして楽しんでもらおうと広まったもので、この技術をつかうと子供からおとしよりまでだれでも木のぼりができます。

【授業の流れ】
 9:50−10:00  受付(うけつけ)
10:00−12:40  自己紹介(じこしょうかい)、しょくじ作り、昼食
12:40−13:00  ツリークライミングのせつめい
13:00−15:40  ツリークライミング
15:40ー16:10  かんそう、あとかたづけ

この授業の開催は終了しました。

先生:小林修
ツリークライミングジャパン ツリークライマー
愛媛大学国際連携推進機構アジア・アフリカ交流センター 准教授 (兼任)愛媛大学農学部森林教育研究室 多くの人には非日常的な森林体験を当たり前の日常にすることを目指しています。これまで視覚障害者とともに五感を生かした森林体験活動を展開してきました。樹にのぼることを通じて、自らを視覚に頼ることから解き放って、身体全体で森を感じることを目指しましょう!

先生:寺下太郎
ツリークライミングジャパン ツリークライマー&ファシリテーター
愛媛大学農学部准教授 大学の森である「演習林」でツリークライミングをやっています。ツリークライミングは森と人とを結びつけてくれます。みんなで自然の中に入って、そして自分の中にある自然をみつけていきましょう。

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

今回の教室:西予市野村町十文田の里山
住所:西予市野村町野村14-602
TEL:
行き方アクセス: