愛媛でいちばん広い大学 いよココロザシ大学

とり

学生手帳にログイン

プライバシーポリシー

お問い合わせ

Q&A

いよココロザシ大学って

参加する

授業・レポート

いよのキャンパス

コラボ授業

詳細

受講レポート

◎内子の炭de火鉢カフェ
大街道商店街の真ん中に、輪になって鎮座する火鉢たち。
中では炭に火が熾り、澄んだ高い音が鳴る中で、授業は始まりました。
講師は、内子町の愛炭企業組合の武藤浩次さん。7年前、自給自足の暮らしを営むべく内子に移住したところ、炭づくりに魅せられたそうです。

内子で生産している炭は主に茶道用。菊炭と呼ばれるその断面は美しく、思わず見とれてしまいます。炭を手にとりながら、内子の菊炭の品質の良さやご苦労について説明してくださいました。太い炭にも樹皮が残るように仕上げられるかが腕の見せ所なのだとか。

また、クヌギの木を伐るところから、窯に並べて、火を入れて、炭になるまでの炭焼き工程について、写真を用いながら説明していただきました。5〜6日ほど窯を焚き、2トンのクヌギから出来上がる炭は400キロ。その中でも茶道用の炭として出荷できるのは半分くらい。とても貴重な炭と言えます。

そんなお話を伺う間も足元は炭火でぽかぽか。網の上では、じわじわとお餅や干しイモが炙られていきます。少し身を乗り出して火鉢の上に手をかざしながら話をしていると、人との距離が少し縮まるような気がします。こんなカフェがあちこちで、もっともっと広がればいいな、と思った授業でした。(報告=新居田真美)

 

 

 

 

 



 

えひめ環境活動フェア 大街道公開授業
開催日:2014年1月25日11時0分
  • 受付期間:2014年1月15日 10時 〜 2014年1月25日 11時
  • 定員:100名
  • 参加対象:どなたでも
  • 授業料:実費(バター作りのみ1人200円、他は無料)
  • 当日飛び入り参加も可能ですが、資料や材料がなくなり次第終了します。確実に授業に参加したい方や内容が気になる方は「参加」ボタンを押して送られてくる「授業確認メール」に希望授業をご返信ください。折り返し詳細をお届けします。

この日、大街道商店街特設会場では「生物多様性地域セミナーinえひめ」が開催され、さかなクンのトークショー(13:40〜)などが行われます。これに併せて開催される「えひめ環境活動フェア」には、えひめの環境や自然、生きもの、エコロジーをテーマに活動している団体が多数出展。いよココロザシ大学は、火鉢の炭を囲みながら、どぶろく、チリモン、お茶、イノシシ、みかん、スイーツなどの授業を行います。人気のみきゃん袋のプレゼントもあります。11:00〜16:00の間開催していますので、ぜひお立ち寄りください。

【授業の流れ】
11:00〜16:00 お茶で一服! お茶の試飲 大口登志郎先生(大口園製茶)
11:00〜11:30 内子の炭de火鉢カフェ かきもちやお茶の試飲 武藤浩次先生(愛炭企業組合)
11:00〜12:00 チリメンモンスターをさがせ! 清水孝昭先生(水産研究センター栽培資源研究所)
11:00〜11:30 丹原もぎたてキッチンin大街道 温かいジュースの授業 先生:丹原もぎたて倶楽部
12:00〜13:00 おいしいイノシシ大発見! 角煮の試食 福本栄先生(里山めぐみ料理家)
12:30〜13:30 野村の牛乳でバターをつくろう!<200円> 宇都宮慶久先生(ほわいとファーム)
13:30〜14:00 愛媛どぶろく講座〜「なっそ」編〜 どぶろくの試飲 兵藤肇先生(企業組合いわまつ)
14:00〜15:00 チリメンモンスターをさがせ! 池田淳子先生(新居浜市非常勤学芸員)
14:00〜14:30 丹原もぎたてキッチンin大街道 米粉ワッフルの授業 先生:丹原もぎたて倶楽部
14:30〜15:30 えひめみかん 〜おいしいヒミツ〜 火鉢であぶりだし 松村一孝先生(松山市農業指導センター) ※あぶり出しは常時

この授業の開催は終了しました。

先生:清水孝昭
愛媛県農林水産研究所水産研究センター栽培資源研究所
愛媛県出身。理学博士 1966年生まれ。 愛媛大学大学院理学研究科 生物学専攻修了。 環境省 絶滅のおそれのある野生動植物種の選定・評価検討会 汽水・淡水魚類分科会 検討委員。 30年あまり県内のほとんどの川で魚を調べています。愛媛の魚のことならなんでもお聞きください。 調査のあとに瀬戸内の美味しい魚で一杯やるのが至福のひと時です。

先生:池田淳子
NACS-J自然観察指導員
14年間富山県の山沿いに住み雪国生活を体験しました。 生まれ育った愛媛県と環境や文化の違いを肌で感じ、この頃から自然と生活の関係に興味を持ちました。 現在は、子供たちが自然に触れる機会を増やす活動を進めていこうと思っています。

先生:大口登志郎
有限会社大口園製茶 代表取締役
会社名    有限会社 大口園製茶 所在地    愛媛県松山市和泉北1丁目19-3 代表取締役  大口登志郎 設立年月   平成元年 1月 業務内容   緑茶・健康茶 卸・小売   支店   松山市久万の台348-1 関連事業者店舗     概要   昭和22年 初代 大口晴彦によりお茶の大口園として松山市三番町1丁目にて開業 昭和43年 松山市北藤原町15-4 へ移転        平成元年 法人化 二代目 大口登志郎 社長就任  平成24年 松山市和泉北1-19-3へ移転 現在に至る

先生:福本栄
      
子供のころから山、川に親しみ、山遊びや川遊びではしゃぎで体力をつけ、山、川の恵みを一杯受けてきました。  里山の自然、生物、歴史、文化と親しみ共に生きることを心がけて、勤めのかたわら農、漁(川)を楽しんでいます。里山の自然、動物や川魚の特徴、習性などについて話をするのが好きです。  歳月を経て大人になっても、山と川がある里山に親しみ共に生きる生活は変わりません。           

先生:兵頭肇
企業組合いわまつ 代表理事
家業は家電の販売店をやっています。販売店といっても、店頭に置いている商品は蛍光管と乾電池くらいで、店に展示しているものは販売目的の商品ではなく、《レトロ家電群》です。音楽を聴くのも好き、70・80年代のロックやジャズ(洋楽)が大好きです。もう一つの大きな趣味は、暮らしている町(宇和島市津島町岩松)での《町づくり活動》です。古い町並みを保存しながら、住んでいる地域が住みやすくなるようにと、各種イベントや学習会を開催しています。数年前から、《どぶろく(なっそ)》も造りはじめ、あえて町づくり活動を”趣味”という位置づけで活動し、遊んでいます。