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小学6年生から金魚にはまり続けていらっしゃるという、松野町「おさかな館」の津村館長さんが、実際に金魚を持ち込まれての授業でした。

ペットショップではガラス越しにしか見ることのできない「らんちゅう」や「ピンポンパール」などの変わった姿の金魚たちを、真上から眺めることができました。優雅に泳ぐ姿や、ヒレの動きの美しさに魅了され、時間がたつのも忘れて見とれてしまいます。その金魚のほとんどが、人間が生み出したものであること。何千、何万分の一の確率を待ちながら、何百年もかけてつくられてきたというお話でした。

魚として、あるはずのヒレがなかったり、パンパンに膨れたお腹や、ボコボコの頭の金魚を見て、「魚にとっては生きづらいのでは?」という質問も。「不自然さを追究して芸術の域に高めている。姿の不自然さもまた美なのです」とのお答えでした。

自然界にもどしたら、生きていけない金魚たち。赤い色が目立ちすぎるため、すぐに別の生きものに食べられてしまったり、世代交代を続けるうちに姿がフナに戻ってしまうそうです。そういうはかないところも金魚の魅力の一つなのでしょう。責任を持って世話をしつづけなければいけないと、強く感じたのは私だけではないはずです。

おさかな館は、金魚を展示している水族館として全国で二つしかないうちの一つということを知りました。これからの紅葉シーズン、ぜひドライブがてら訪れてみたいと思っています。
(報告=JUN)

 

 



 

【エミフル授業】奧が深いぞ!「金魚」の世界
開催日:2013年10月12日12時30分
  • (1)事前申し込み者には素敵なプレゼント!
    この授業は当日会場にても参加を受け付けますが、
    事前申し込みをいただいた方には、いよココロザシ大学から
    オリジナルグッズのプレゼントがあります。どうぞお楽しみに!

    (2)先着順で受け付け
    この授業は抽選日を設けてはいますが、「先着順」の受け付けといたします。
    お申し込みいただくと、事務局から受付の自動配信メールが送られ、
    その後に別途「参加確定」のメールをお送りします。
    もし、2日たっても「参加確定」メールが届かない場合は、
    下段のメールアドレスにご連絡ください。

    (3)複数人でのお申し込みOK
    この授業は複数人での申し込みが可能です。
    ご希望の場合は、学生登録済みの代表者が当サイトからお申し込みをされたうえで、
    その他の参加希望者の 1)お名前(ふりがなも)、2)年齢、3)性別を
    下記のメールアドレスにお送りください。

    ◎お問い合わせ&複数人でのお申し込みは・・・
    wonder.ehime@gmail.com

金魚って、かわいいですよね。

あの赤い色(黒い金魚もいますが)と、ヒレのひらひらがなんともチャーミングです。
ピンポンパールなんて、まん丸な金魚までいるのですから…。

この金魚、日本ではことのほか愛でられ、ファンが多いことで知られますが、
祖先は1700年ほど前に中国で発見された1尾の赤いフナ(ヒブナ)だそうです。

室町時代に、中国から現在の「和金」(夜店の金魚すくいの金魚です)の祖先が
日本にもたらされ、それが江戸時代に品種改良され、さまざまな金魚が生み出されました。

たとえば、高知では「土佐金(とさきん)」が生まれ(写真がそれです)、
尾ビレの左右がくるりとひっくり返っているのが、特徴です。

また、金魚は、もともと真上から見るのが正式な見方とされ、
上から見たときの優雅さ、美しさが追求されてきました。
それは、江戸時代には今のようなガラス製の金魚鉢がなかったので、
横から見ることができなかったからです。

話が横にそれてしまいましたが、江戸後期の金魚の多様さは
同じころ大ブームとなった「変化朝顔」と並ぶもので、
日本人が作り出した“生きた芸術”といえます。

でもなぜ、こんなにさまざまな金魚を生み出すことができたのでしょうか。

その秘密は、もともと「フナ」が持っていた遺伝子の多様性と
日本人の美意識にあるといいます。

「われら金魚党」の津村英志さん(じつは松野町「虹の森おさかな館」の館長さん)が、
このような金魚の奥深い魅力と謎について、
金魚の王様「らんちゅう」をはじめ、生きた金魚を前に語ってくれます。

【授業の流れ】
12:30 授業の趣旨と先生の紹介
12:35 金魚の歴史、金魚の飼育、金魚の魅力について
13:45 質疑応答とアンケートの記入
14:00 終了

この授業の開催は終了しました。

先生:津村英志
虹の森公園おさかな館 館長
1967年生まれ。金魚の飼育を始めたきっかけは、小学校6年の夏休みに学校の図書館で借りた一冊の飼育書。何が気に入ったのか、夏休みの間中読みふけり、休みが明けるとすぐに近所の養魚場通いを開始。翌年には繁殖に取り組み始め、以来、金魚のアマチュアブリーダとして飼育暦は30年を超えました。現在、日本らんちゅう協会会員、愛媛吟らん会副会長、愛媛南予らんちゅう会事務局。

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:エミフルMASAKIエミモール1F フローラルコート
住所:愛媛県伊予郡松前町筒井850番
TEL:089-984-2111
行き方アクセス: