●宇和海の妖精(幼生)たち 〜宇和海のチリメン漁獲物から〜
天神子ども教室は、放課後・休日の子どもの居場所として、年10〜12回程度開催しており、今回はいよココロザシ大学さんにご協力いただき、出前講座を活用して開催しました。
材料の準備の都合上、定員を20名として参加者を募集したころ、大変盛況で即定員いっぱいとなりました。当日は児童21名・保護者6名の参加があり、保護者の方も子ども達と一緒にチリモンに挑戦していただきました。
見つけたチリモンの種類を調べるために写真や見本と見比べるも、なかなか判別が難しく、子ども達から「先生、これ何? 何の生物?」と、松井先生は引っ張りだこで大忙しの様子でした。保護者の方も、子ども達と一緒になってレアなチリモンを見つけるべく、一生懸命探しておられました。
見つけたチリモンはラミネートしてカードにし、持ち帰ることができるとあって、自分が見つけた自慢のチリモンをきれいに並べて、中には一人3〜4枚カードを作っている子もいるほどでした。
松井先生がおっしゃられていたように、この「チリメンモンスターを探せ!」で見つけた小さな小さな生物が自然界の食物連鎖の底辺にあって、そのおかげで自分たち人間が美味しくごはんを食べられているということが少しでも子ども達に伝わり、昨日よりも今日、今日よりも明日、好き嫌いのない子が増えてくれていることを願っています。
最後に作ったカードを持って全員で集合写真を撮影した時の、みんなのキラキラとした表情がとても印象的でした。
【報告=天神公民館主事 久保真知子】