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千町棚田の数少ない住人である山内さんは81歳。現役で農家をされていてお話もとても分かりやすい方だ。
今ではこの地域で1番の生き証人、語り部ではないだろうか。

まずは歴史の話しから始まり、「伊藤近江守」のなした業績からくる地名の由来や伊藤性が多いこと、高知神社や近江神社の存在。それらの話しを聞きながら石垣をみたり水路をみたり、そして耕作放棄地を見ながら神社を参拝。

西条市外から車でわずか15分あまりの距離にありながらまるで時空を超えた様な「天空の村」。

この地がこのまま朽ちてなくなってしまうのはあまりに惜しいと感じざるを得ない。



 

「天空の棚田」西条市千町の棚田を散策しよう!
開催日:2013年5月4日13時30分
  • 受付期間:2013年4月12日 15時 〜 2013年4月30日 21時
  • 定員:15名
  • 参加対象:小学生以上
  • 授業料:無料 
  • 関連リンク1:西条加茂蕎麦くらぶ
  • 準備物:帽子、飲み物、歩きやすい靴
  • *この授業は抽選日を記載していますが先着順にさせていただきます。
    お申し込みいただくと、事務局から受付の自動配信メールが送られますが、
その後に「参加確定」のメールを別途お送りします。
    2日たっても「参加確定」メールが届かない場合は、下記にご連絡ください。

    *この授業はグループやご家族など、複数人での申し込みが可能です。
    複数人数で参加の方は、代表者が授業申し込みの上、メールまたはFAXで、
    以下の内容をご連絡ください。
    1.授業名 2.参加人数 3.参加者全員の氏名(フルネーム、よみがな)・年齢・性別 
    4.連絡先(代表者の携帯番号)

    FAX: 089-906-5806
    Email: wonder.ehime@gmail.com

西条市の千町(せんじょう)。
モノクロの写真は昭和37年の写真です。

山の中に開けた、目を見張るばかりの広大な棚田。国道から山を見上げたときに見えるそれはまさに「天界の村」の様です。

その昔、天正の陣(1585年)で土佐から支援にきた伊藤近江守祐晴が千町に住みつき、代々開拓した段々式の石積みの水田。「千町といわれるまで耕して 谷の向こうに人家みゆ」という歌が地名の由来と言われています。近くには彼を祭った「近江神社」や、享保の飢饉のとき千町地区だけは雑穀類に恵まれ飢えることなく神のご加護と尊ばれその頃からの祭礼で獅子舞が行なわれる高智神社などがあります。
そんな歴史ある千町の棚田で暮らす山内さんと、千町での暮らしや先人の知恵である水抜き井戸や石積みのお話伺いながら散策します。

昨今、人の流出や高齢化などで棚田はあちこちで人の手が入らなくなってきました。そんな耕作放棄地を「NPO法人 西条加茂蕎麦くらぶ」のみなさんは、開墾してそばづくり体験や自然観察会などをしながら450年の歴史ある石積み棚田の再生と自然環境保全活動をしたり、棚田で作った蕎麦を使ってそば打ちイベントで地域活性化活動などをされています。

西条加茂蕎麦くらぶのみなさんと一緒に、
歴史に思いを馳せながら、
春そばの花畑を眺めながら、
もしあったらタケノコの掘り方を教わりながら、
広大な棚田、
千町の地を歩いてみませんか?

【授業の流れ】
13:30千町の拠点を出発。お話を伺いながら散策
15:00千町の拠点に戻る
アンケート、終了

この授業の開催は終了しました。

先生:山内昭英
昭和7年生まれ 高知県生まれ 16歳から西条市の千町に在住 郵便局を退職後は農業に従事。写真撮影(風景、花など)とカラオケが趣味。 高齢化したこの地域の今後を憂えているが如何ともし難い。 モットー:生きていることに感謝して人生を楽しむ

コーディネーター:内田年泰
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
東京でカメラマンをしていましたが 2011年末に西条に<Iターン>してきました。 主に東予地区での授業を担当しています。 愛媛県自体、豊かな自然に恵まれていますが、 自分たちの本当に身近なところにあるすてきな自然をみなさんと楽しく体験し、考え、 もっと地元に愛着がわくようになればと思っています。

今回の教室:西条市千町(せんじょう)の棚田
住所:西条市千町
TEL:
行き方アクセス:1.国道11号線の加茂川橋交差点を国道194号線に入る 2.国道194号線を10分〜15分ほど進むと、「千町・藤之石本郷」方面の進路表示板が見える交差点を左へ入る 3.山道を進んで見えてくる集落が、千町地域