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朝9時50分、大洲市にある国土交通省肱川河川防災ステーションに集合。そこで、松井康之先生から、肱川の特徴について、流域図を見ながら、いろいろ説明を受けました。

西予市宇和町にある本流の源流から大洲市長浜の河口まで103キロメートルの長さがあるにもかかわらず、源流と河口の距離が18キロメートルしかなく、標高差も400メートルそこそこと伺って、その異様な蛇行の姿と流れの緩やかさが納得できました。

さらに、支流が非常に多く、それらの水源は1000メートルクラスの山にあって、いったん雨が降ると大量の水が急速に緩やかな流れの肱川本流に流入するため、肱川本流が大洲盆地で氾濫したというのです。

肱川の概要を頭に入れて、実際の肱川に出かけ、身近で観察しました。大洲市の五郎地区は菜の花畑の河川敷で有名なところですが、ジオスライサーによる調査で、西暦710年ころにはここまで海が入り込んでいたことが明らかにされたということです。これはびっくりでした。

その後、近くの河原まで行き、春の川の水生生物を採取。水に入り、まだ冷たい水の中の石をひっくり返すと、カワゲラの幼虫などが見つかりました。子ども時代を思い出し、楽しい時間を過ごしました。肱川には魚以外にもさまざまな生きものがいることを実感しました。
(報告=むっしゅ)

 

 



 

肱川♪春の自然観察会 〜Wonder River 肱川 (3)〜
開催日:2013年3月23日10時0分
  • 受付期間:2013年3月11日 12時 〜 2013年3月21日 12時
  • 定員:15名
  • 参加対象:小学生以上なら、どなたでも!
  • 授業料:無料 
  • 準備物:動きやすい服装(防寒具・雨着)+長靴でご参加ください。
    濡れる場合がありますので、着替えもお持ちください。また、双眼鏡やスコープなどをお持ちの方はご持参ください。
  • 雨天の場合は、防災センター内で内容を変更して行います。

    この授業はグループやご家族など、複数人での申し込みが可能です。
    複数人数で参加の方は、代表者が授業申し込みの上、メールまたはFAXで、
    以下の内容をご連絡ください。
    1.授業名 2.参加人数 3.参加者全員の氏名(フルネーム、よみがな)・年齢・性別 4.連絡先(代表者の携帯番号)

    FAX: 089-906-5806
    Email: wonder.ehime@gmail.com

愛媛県最大の河川である「肱川」を、初冬、春、夏と
3回にわたって観察する春の授業です。

肱川の本流は、西予市宇和町の鳥坂峠の源流(標高460m)から、
左に大きく湾曲して
西予市野村町、大洲市旧肱川町、旧大洲市街、
そして長浜町から瀬戸内海へと、103kmの距離を流れています。
ところが、源流と河口とは直線距離でわずかに18km!!

また、大河川にしては標高差が少ないのですが、
支流を含む流域面積は南予の西予市・内子町・大洲市の
山間部1,200平方km以上にわたっており、
日本屈指の広さを誇っています。



今回の授業は、大洲市中心部で「春の肱川」を観察します。

防災センターに集合したあと、
まずは河原に降りて水棲生物や春の植物を見ます。

菜の花が一面に広がる五郎地区の風景は有名ですが、
水棲生物はこの頃から動き出してくるので
観察するにはぴったりなんだそうですよ!

小さな生き物(水生昆虫など)が動き出すと、
川の魚たちも集まってきて産卵の準備を始めます。

さらに、今と昔の川の流れの違いについても学び、
それが人間を含む生き物にどのように作用したかを考えます。

午後は冨士山(とみすやま)に移動し、
山の上から肱川を眺めますので、こちらにもご参加ください。

【授業の流れ】
09:45 大洲市防災センターに集合
10:00〜10:15 自己紹介のあと、肱川の河原に移動
10:15〜11:45 河原で水棲生物・植物の観察
11:45〜12:00 ふりかえりなど

この授業の開催は終了しました。

先生:松井康之
専門は地学ですが、現在はフィールド全般に対象を広げ、自然と親しむことを多くの人に味わってほしいと願って活動しています。子どもの頃から星を見るのが好きで、現在も国立大洲青少年交流の家や小・中学校の要請に応じて、天体観測会の出前をしています。休日は野外に行き、石をたたき、植物を見、あるいはスポーツに親しみ、夜は望遠鏡を担いで星見に励んでいます!

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:大洲市防災センター
住所:大洲市大洲市若宮1896-1
TEL:
行き方アクセス: