月曜のお昼。大学の事務所のある大街道の震災関連イベントの一環として開かれました。
司会は、やのひろみさん。
授業の企画担当であるコーディネーターは、金森敏さん。
先生は先日ボランティアで宮城県女川町まで行かれた角藤純さん。急なお願いだったにもかかわらず快く引き受けてくれました。
金森さんによる大学の説明にはじまり、参加者の自己紹介へ。当日の学生は8名。松山市内外から事前にホームページで申し込んで参加してくださいました。
前回の授業を気に入った。伊方原発との関係で震災に興味がある。
非常食そのものが気になって食べてみたい。
参加の動機はさまざまでした。
自己紹介が終わり、角藤さんによるスライドを用いた体験談へ。
学生との対話を交えつつ授業は進められました。
情報があふれ過ぎていてかえって的確な情報が得られない、
被災地の現場では中途半端なお手伝いや知識よりも土木等の専門的な知識が役立つ等々。
司会進行のやのさんも、普段のお仕事で得た震災に関する知識・話題を紹介してくださいました。
ココ大は熱いです。みんな互いに教え学びあいます。
熱くなったところで、角藤さんによる非常食一般についてのレクチャー、そして試食です。
メインは8種類のご飯。五目ごはん、山菜おこわ、チキンライス、赤飯、・・・。
水かお湯を混ぜるのですが、あえて水を混ぜて用意しました。
「震災の現場にはお湯はないんだよ」という金森さんのこだわりです。みなさん完食。
なかなかの評判のようでした。非常食を食べ終わり結びへ。
みなさん感想を述べられました。
非常食を備えます。
あらためて震災の現場の大変さを知ったという感想。
非常食は意外に美味しかったが毎日は食べられない。
日本人は恵まれている。
授業を契機に新たに考え、感じることがあったり、同じテーブルを囲んで非常食を食べたりと、
勉強にもなり、またあらたな出会いのある意義ある一日のようでした。
(報告:薮下尚亮)