市民先生養成講座も3回目、参加者同士のコミュニケーションも活発になり、いよいよ12月に予定の模擬授業へ向けて具体的な授業構想に入りました。
でも、その前に前回に全員が興味関心のあった「資金調達」についての紹介。
NPOの資金調達を例にして伝えると「寄付、会費、事業費、受託、助成/補助、投資」の6種類あり、寄付や会費、事業費は内発的財源として定期的に得られ、自分たちでコントロールできる金額ですが少額になりがち。
一方で受託金、助成金、補助金は外発的財源といい相手から預かるお金で、いつ得られるか分からない、使い方に制限がありますが、金額は多額になることが多いです。
参考までに、これまでに採択された申請書を参加者にお見せし、具体的な書き方を紹介しました。具体的な書き方のアドバイスとしては「数字、数値などを用いて具体性と客観性を出す」こと。
事業の「解像度」とも言われますが、読み手にとって納得度の高い資料づくりのポイントを説明しました。
後半は模擬授業へ向けた具体的な検討です。
健康や料理や食、リラクゼーションなど、参加者の興味関心事項はそれぞれで、「自分の想いを参加者の知りたいコトに合わせて、どのように授業化したらいいのか?」に悩んでいました。
授業の完璧さを求めては踏み出せないので、まずは実施してみて、振り返りをして内容などを更新すればいいと伝えました。
次回はいよいよ最終回。
参加者には宿題となった企画書の作成ですが、どのような内容になるのか?楽しみです。
泉谷昇