野草茶という言葉はよく聞いていたので一度体験しようと授業に参加しました。
受講前に頭に浮かんでいたのは効能や薬効という言葉でしたが、菊地佳乃先生の「気持ちが健康にする」「美味しいという感覚が大切」という言葉を聞いて、野草ブレンド茶の新たな重要性に出会えた感が溢れました。「健康とは生き方そのもの」、正に菜根譚を読んでいるような感覚です。
もう一人の講師、筒井浩一先生も気さくな方で、優しい野草茶に包まれているような時間でした。
お二人を見ていて感じたことは、乾燥した野草からお茶を入れるだけでなく、生きている野草やその周りの環境を直接感じ、自然との一体化をはかれば、野草茶の魅力がもっと奥深いものになるのではないだろうかということでした。
授業中自分でブレンドしたものを、今、仕事の合間に楽しんで夢を膨らませています。これまでも、ツーリングやサイクリング先で野点やコーヒー豆を挽くという手間を楽しんでいましたが、また新たな楽しみが増えてしまいそうです。(授業レポート:佐川輝高)
<授業を受ける前>
久万高原町で野草の取り組みが活発なことは知っていた。
野草といえば「薬効中心」と思いこんでいた。
身近に生えている雑草が「野草(茶)」と結びつかなかった。
この授業に参加される方は野草の何に興味をもっているのか?
<授業を受ける前>
身近な野草の効能や効果について知るコトができて勉強になった。
香り、味も大切で好まれている傾向と知った。
自分でもオリジナルのブレンド野草茶が作れることを知った。
身近な野草を自分でも採って野草茶ブレンドをしてみたい!
近所にもきっと、ひっそりと生えているはずと思った。
参加者は「効能」に興味があるとわかった。