久万高原町の春は、冬の厳しさと打って変わってとても穏やか。中でも中津地区は、4月になると、暖かな日差しと共に、20,000本以上の桜が地域を彩ります。棚田の風景の中にある桜は、まるで、心の原風景のよう。中でも大師堂の「しだれ桜」は、見ているだけで癒されるパワースポットです。
当授業は、「ファインダーを通して知る久万高原町」をテーマに、四季折々に見せる「地域の魅力」を「風景撮影のコツ」について学びながら体感します。第1回目のフォト・テーマは「さくら」。
当日は、旧中津小学校を拠点に、大師堂の「しだれ桜」までトレッキング。その道中の素晴らしい棚田の景色と桜を、思い思いにスナップします。さらに、帰りのトレッキングでは、「花桃の里」に寄り道。菜の花と桃の花と桜の花が満開の絶景を、思う存分スナップ。ちなみに、風景撮影のコツは、地域おこし協力隊として、日々、地域の魅力を撮影している福田さんから教わります。たとえコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)やスマートフォンであっても、ちょっとした知識や工夫で、ハッとするような瞬間を収めるのも夢ではありません。
なお、トレッキングの道中は、中津地区の地域おこし協力隊:寺田優さんがガイドをしてくださいます。地域の方だからこそ知っている撮影ポイントを聞き出してみましょう。
そんな撮影会の後は、同じ日に開催される「さくら祭り」で供される「地域の味」と、手摘み・手もみの「てっぺん紅茶」をみなさんで味わいます。そんな和やかな雰囲気の中、その日一番の作品をみなさんと共有。それぞれの目線の「さくら」とその風景に、新しい魅力の発見があるかもしれません。中でも素晴らしい作品は、久万高原町地域おこし協力隊のインスタグラムページに掲載されます!
地域の人々にとっては何気ない日常の風景でも、みなさんの写真となって切り取られた風景は、きっと特別なはず。そんな、嬉しい発見を体感し共有する授業です。【参加費2000円/人】