私はお酒は何でも好きだ。中でも二日酔いが少ないという点で、焼酎が一番体質にあっているかもと思っていた。
ところが、この授業に参加し日本酒の株が一気に上昇。その理由は日本酒を飲む際に水を飲みながらだと二日酔いは防げると教わったから。(飲酒の際は水を飲んだ方がよいのは知っていたが、いつも飲むのは最後の方。それではだめなのだ。)その水を「やわらぎ水」と呼ぶのを初参加の時に隣の方に教えていただいた。む、むっ。なんて美しい言葉!!日本酒に関心を持つようになったのには、二男の影響と、長男が日本酒の蔵元が多い新潟に転勤になったことが大きい。二男は種類の中で、日本酒が一番好きなようだが、私同様、甘口と辛口の違いがよく分からないと言っていた。この授業への参加を熱望した理由は、まず甘口と辛口の違いが分かるようになりたかったことと、タイプの違う日本酒と六種類くらいのつまみの試飲と試食ができる、名実共にオイシイ授業なのだから、私の希望にぴったりだったのだ。
一回目は四種類のお酒の違いもよく分からなかったが、二回目になるとおぼろげながらわかるような気がしてきた。しかしそれも比べられる状況が揃っていての話。今まで私の中で日本酒は、ハレの日のお酒というポジションだったのだが、この感覚が薄れていかないうちに、まずは愛媛の日本酒をどんどん制覇し、ラベルコレクションもしていきたい。
11月でこの授業も終わりだが、まだ卒業はしたくないので、補習授業があればいいのに、なんて思ったりしている。
さて、11月はどちらの日本酒の授業なのかと今からとても楽しみ♪。抽選に漏れ、「やわらぎ水」に自前の日本酒とつまみで自習のマリアージュにならない事を祈っている。
【授業レポート:宮岡 美雪】