「えひめ南予通信大学」を受講しており、インターネットだけでは分かりにくい部分もあり、対面学習に申し込みました。まず、真鯛の養殖は市場の50%以上というシェアの証拠に「回転寿しで流れている真鯛の5枚に1枚は愛南町産の真鯛」と、愛南町の兵頭さんが教えてくれたのは驚きでした。そして、「養殖真鯛」と「天然真鯛」の違いはインターネットでは伝わりにくい一つで、目の前に並ぶ二つは同じ真鯛でも「養殖真鯛は深く潜れないので日焼けで色が天然に比べると焼けている」「養殖真鯛は網の中で生活しているので網に擦れることも多く尻尾が擦れて黒ずんでいる」などの情報は、現場でないと得られない情報で参考になりました。
その後の「調理実習」は、予想よりも時間がかかりましたが、美味しく食べれて満足でした。「愛媛県は鯛が有名」というのは聞いていましたが、愛南町へ来たのも初めてでしたし、愛媛大学が「スマ」に取り組んでいるのも通信大学では1章に過ぎませんでしたが、現場では愛媛県の威信をかけての養殖と知りました。海面養殖日本一という理由が現場でわかり大満足でした。