26日(金)、仕事を早めに切り上げて、夕方三津浜港発のフェリーにスクーターとともに乗船。1時間少々、途中の島々を縫うようにして、瀬戸内でしか味わえない旅情を楽しみながら中島上陸。さっそく時計回りで島巡りへと。ちょうど日没の時間帯を選んだことを感謝する風景に出合います。
そして本日の待ち合わせ場所へと。
ちょうど主催者スタッフも来たところらしく、セッティングのお手伝いをする。
本日の参加者名簿を拝見すると、20代から50代までの約十数名で、ほぼ30歳前後の若者。
私のみ、ひとり孤高の55ちゃい。
「移住者と語る」部分にのみ焦点を絞っていたのはどうやら私を含むごくごく少数であったようで、多くの方は、「出会いに乾杯! 満天星空キャンプ」のほうに焦点を絞って集まっていたようだ、ということをパーティーの途中で気づき始める。
さて、ではそれ以外はどうであったか?
この日は海岸べりにある集会所で雑魚寝というプログラムなのですが、そんなことを承知で集まってくる若者同士の集まりは、ごくごく自然体で夜更けまで楽しんでいたようです。私は日付が変わる前にはテントで寝てましたが・・皆さんいろんな楽しいお話ができていればいいのですが・・
翌日、日の出前から海辺の散策に出かけましたが、本当に島の自然はすばらしく、高齢化の問題、就労の問題、獣害の問題などもありますが、それでも世界に誇れる環境であろうと思いますし、その問題があるゆえにチャンスに変えられるのかなあとも思うのでありました。少し無知から脱却できましたことに感謝です。 ありがとうございました。
今後この授業を定期的に継続していく中から、少しずつバージョンアップしながら島の課題と改善策を島内外の方々と共に向き合える場になって行ければ、より意義のある授業になるのではないでしょうか。
【授業レポート:田中 啓文】