大三島伊東豊雄建築ミュージアムで未来の暮らしを考えるということで、初めての場所で初めての体験を楽しみにしていました。
私は常日頃、ぼんやりしている人間なので、未来の暮らしについても同様、きちんとした表現はできませんでした。けれどみなさんのお考えはとても具体的で、近しい未来に実現しそうだと思いました。
それは多数の方が理想としていた、人種・性別・職種を超えて人々が共同生活を行う、ということです。
地域の隅々に最低限の公共サービスを提供することは、特定の地域を除き、今後さらに厳しくなります。そこで現実となるのは、分散した住民を公共・民間のサービスが整った一定の地域内に転居させ、新しい環境でコンパクトに生きるということです。このような取り組みはすでに始まっていて、私の地域にもいずれ訪れることと思います。
これから10年、私は何を選択し、どのような未来になっていくのか楽しみです。
【授業レポート:黒河 織絵】