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4月11日(金)の夜、今治市中央公民館で「タンポポ調査・西日本2015」の東予地域説明会を開催しました。

「タンポポ調査・西日本2015」は、
市民が参加できる調査として1970年代より継続して行われている調査で、前回の「タンポポ調査・西日本2010」では西日本の19府県が参加した広域の調査となりました。

調査が進むにつれ、在来種と外来種の雑種の様子が明らかになり、西日本でのタンポポの詳細な分布を明らかにすることができました。
その過程では、従来言われていた外来種の割合と環境の関係は、在来種が少ない地域があり、普遍的な環境指標(ものさし)としては使えないなどの課題も浮き彫りとなりました。

今回、5年後のタンポポ分布がどうなっているのか?を調査するため、「タンポポ調査・西日本2015」を行うこととなりました。

 タンポポ調査・西日本2015ホームページ
  http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/index.html

11日の説明会では、

  1.前回の「タンポポ調査・西日本2010」の調査結果
  2.愛媛県のタンポポの種類と分布
  3.「タンポポ調査・西日本2015」の調査方法

を説明資料とタンポポの実物を使用して説明しました。

参加者のみなさんは、熱心に説明を聞いておられ、既にタンポポ調査を始めていらっしゃる方もいて、
  進め!タンポポ調査隊!
の名の通り、調査隊結成の運びとなりました。

このタンポポ調査ですが、説明会に参加頂けなかった方でも調査隊員として活動できます!
ご興味をお持ちの方は、ゼヒ!ご参加ください!!

 参考URL:
  http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/methodforall.html

 調査期間:
  2014年調査:2014年3月1日〜5月31日
  2015年調査:2015年3月1日〜5月31日

 調査方法:
  1.花の咲いたタンポポを見つける
  2.調査用紙に必要事項を記入
  3.タンポポの花を採って、テッシュで包む
  4.タネがあれば調査用紙にセロテープで貼り付ける
  5.調査用紙とタンポポの花を事務局に送る

 調査用紙:
  http://gonhana.sakura.ne.jp/tanpopo2015/paper/ehime.pdf

 調査用紙送付先:
  〒790−0827
  松山市鉄砲町1−7 NPO森からつづく道
  タンポポ調査・西日本2015 愛媛実行委員会

さあ、みなさんで一緒に!
  進め!タンポポ調査隊!

(レポート:授業コーディネーター 菅)



 

進め!タンポポ調査隊!〜「タンポポ調査・西日本2015」東予地域説明会〜
開催日:2014年4月11日19時0分
  • 受付期間:2014年4月1日 18時 〜 2014年4月10日 18時
  • 定員:15名
  • 参加対象:誰でも参加可能
  • 授業料:無料 
  • 準備物:筆記用具、メモ用紙
  • この授業は抽選日を設けていますが、「先着順」の受付といたします。

「タンポポ調査・西日本2015」に参加してみませんか?

2014年と2015年に西日本一帯で、タンポポの分布を調べます。
自然が多い場所には、在来のタンポポの割合が高いといわれています。

みなさんのまわりのタンポポは在来?それとも外来?

その調査に参加してみませんか?

【調査の目的】

 この調査の目的は次のようなことです。

1.身近に見られるタンポポの分布を明らかにする。
 地域ごとに生えているタンポポの種類が違いますが、それは生物多様性の一つで、それを調べます。

2.そこからわかることを調べる。特に環境との関係に注目する。
 外来種が多いところは都市化が進んでいるところと言われていますが、みなさんの回りはどうなっているのか調べます。

3.タンポポの雑種について調べる。
 外来タンポポの多くが雑種となっています。その現状を調べます。

4.より多くの人々が身近な自然に関心を持つようになること。
 普段は気がつかない身の回りの自然に気がつくようになります。

5.自然保護団体・博物館・自然愛好団体・植物研究者など参加者間で交流を図るとともに、各地域での自然保護・環境保全の課題を共有すること。
 たくさんの団体、参加者のみなさんが交流することによって、お互をよく知ることができます。
 そして、この調査を継続的に行うことで、自然環境の変化を知ることができる、いわば「身近な環境の健康診断」を行うことができます。

【授業の流れ】
18:50 集合・受付 (今治市中央公民館)
19:00〜19:10 生物多様性の説明、授業の説明、先生の紹介
19:10〜20:30 タンポポ調査の説明
20:30〜20:40 質疑応答
20:40〜20:50 参加者アンケート記入
21:00 終了

この授業の開催は終了しました。

先生:松井宏光
愛媛植物研究会会長
広島大学理学部生物学科植物学専攻。学生時代はワンダーフォーゲル部で自然に親しむ。愛媛植物研究会会長、NPO森からつづく道代表。2013年12月より「めざせ! 生きもんマスター」と題し、愛媛県内で地球温暖化や都市化の影響を受けている動植物の目撃情報を県民から集めている。 著書は「愛媛の薬用植物図鑑」「愛媛の自然をたずねて」(共著・愛媛出版文化賞受賞)「石鎚山系自然観察入門」(共著)「愛媛の人里野草図鑑」(共著、愛媛出版文化賞受賞)「愛媛の巨樹、名木」(編著)など多数。

コーディネーター:菅穂高
Wonder Ehime Project 授業コーディネーター
しまなみ海道の大三島に生まれ育つ。 進学と就職で東京に出ましたが、10数年ぶりに大三島へUターン。 ロードバイクにハマってます。 しまなみ海道や瀬戸内海には色々な魅力がある! そんな魅力を発見し、ココ大の授業で伝えたい!! 授業コーディネーター、そして、メッセンジャーとして今日も走ります。 授業でお会いしましょう♪

今回の教室:今治市中央公民館
住所:今治市南宝来町1-6-1
TEL:
行き方アクセス: