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興居島は近いけれどめったに行く機会がないので、息子と二人で参加してみました。

当日はお天気が悪く、開催が危ぶまれていましたが、中止にはならず小雨程度ですみラッキーでした。息子は初めての興居島に、船の中でも興奮して待ちきれない様子でした。

泊港から車ですぐの相子ヶ浜海水浴場で、先ずは「タマキビ」を探しました。講師の家山博史先生から、潮が満ちる所と陸地の境目の岩に「タマキビ」いると教えてもらい、大人も子供も一目散に取りに行きました。ピンセットでつままないと取れないような岩の間
に「タマキビ」はいますが、皆次々と見つけていきました。

その後水辺にも範囲を広げ、色々な生き物をみんなで採取しました。イソギンチャクは余りの吸着力の強さになかなか取れず、悪戦苦闘しました。

集めた生き物は先生が種類ごとに分類し、又少し解剖(?)を行って特徴の説明などして下さったので、子供だけでなく親も興味津々で見入っていました。

普段は引っ込み思案の息子も、先生に質問したり、他の子供と取ったものを見せ合ったりと、本当に楽しい時間を過ごせました。

【授業報告:東倉幸子】



 

海が苦手な「タマキビ君」〜興居島相子ヶ浜で磯観察〜
開催日:2014年3月29日12時50分
  • 受付期間:2014年2月27日 17時 〜 2014年3月27日 12時
  • 定員:10名
  • 参加対象:興味のある方大歓迎です。
  • 授業料:無料 
  • 準備物:磯に行きますので汚れてもよい服や靴でご参加ください。
    あれば長靴が理想的です。
    できれば軍手のご用意も!
  • 高浜港12:35発までの泊行きフェリーにお乗りください。
    集合は12:50興居島泊港待合室です。
    雨天の場合は中止といたします。
    前日の午後5時の天気予報で決めますので
    連絡先をよろしくお願いします。

興居島の相子ヶ浜で磯の観察会をいたします。

まだまだ海は冷たいけど、磯の生きものは動きはじめています。

今回は、漁港や磯などでよく見かける巻貝の「タマキビ」を観察します。

もちろんその他の貝や磯の生きものも観察しますよ。

授業のタイトルにもなってるこの「タマキビ君」
実は海水が苦手なんですね。
なのになぜこんな所に住んでるの?

家山先生にそこらへんのお話じっくり聞いてみましょう。

先生は各地で貝の観察、研究をされています。

磯の生きものについてどんどん質問しちゃいましょう。

3月29日は春休み真っ只中、小中学生の参加もお待ちしてます。

【授業の流れ】
12:35 泊行きフェリー出港
12:45 泊着
12:50 泊港待合室集合 開始のあいさつ、コーディネーター挨拶、先生の紹介
13:00 相子ヶ浜にむけて出発
13:15〜14:15 観察
14:30 泊港待合室着、アンケート、質問等
15:00 終了予定

この授業の開催は終了しました。

先生:家山博史
1948年福井県生まれ。平成25年3月愛媛大学教育学部理科教育専修(生物講座)定年退職。専門は動物分類学 現在、放送大学で客員教員として教鞭をとっている。
愛媛大学教育学部理科教育専修で生物学関連の講義,演習,実験を担当してきました。学担生の卒論テーマは大別すると生物教材の研究,二枚貝や巻貝の染色体研究,水生生物の生態学的研究になります。専門分野は軟体動物の分類学的研究で,二枚貝の染色体研究,ゴマガイ類の分類学的研究,マメシジミ類の分類学的研究に関わってきました。現在はマメシジミ類の分類再検討をライフワークにしています。

コーディネーター:小池ひとみ
授業コーディネーター(WONDEREHIME) NACS-J自然観察指導員
島に暮らし始めて30年、以来島の人たちのご好意に 甘えて?大好きな犬や猫に囲まれて生活しています。

コーディネーター:内藤正人
授業コーディネーター(WONDEREHIME) NEAL自然体験活動指導者
好奇心旺盛で新しいモノ好き。 でも流行には流されない。 目に見えないもの、カタチには残らなくても ココロに残るものを大切にしています。 いっしょに愛媛のお宝を発掘しませんか。

今回の教室:興居島 相子が浜
住所:愛媛県松山市泊町
TEL:089-961-2079
行き方アクセス:伊予鉄 高浜駅前 由良、泊行きフェーリー乗り場より泊行きに乗船、泊港から左へ道なりに約2km
山田商店:夏場のみ営業(海の家)