今回の授業は、滅多に見られない進水式を間近で見られるチャンスとあって、赤ちゃんを連れて家族3人で参加しました。
不安もありましたが、スタッフの皆さまをはじめ、授業に参加した生徒の皆さまにも暖かい気遣いをして頂き、充実した時間を過ごす事ができました。
今回の授業が行われたのは、伯方島にあるしまなみ造船でした。
先ず、自己紹介から始まり和気あいあいとした雰囲気の中でスタートしました。
船ができるまでのビデオ鑑賞後、造船所の方による質疑応答。
皆の気になるあれこれに分かりやすく回答していただきました。
初めて聞く話に、感心しっぱなしでした。質疑応答後は、お待ちかねの進水式。
他の造船所での進水式は、囲いの中に水を溜めて浮かべるというものらしいのですが、しまなみ造船では土台が斜めの為、船を滑らせ海へ出すという、造船所の中でも珍しい方法なのだそう。
期待に胸を膨らませて迎えた進水式は、想像以上の迫力でした。
3・2・1のカウントダウンと同時にサイレンが鳴り響き、カラフルな風船と鳩を型どった見たことがない風船が大空を舞い、割れたくす玉からは大量のテープが。
テープをヒラヒラ風になびかせ、大きな大きな新しい船が、初めての海へとドドドーっと進んで行くのです。
目の前の大迫力にもう、感動の一言です。
その感動の後には、カフェ玉屋に場所を移し、船型の土台に自らフルーツを盛り付けて、オリジナルケーキを作りました。
玉屋のオーナーシェフ国貞さんは、フルーツにもこだわりを持っていて、それぞれに盛り付けされた自分だけのケーキ「〇〇号」を、オーシャンビューを眺めながら美味しくいただきました。
あっぱれ!!日本のモノ作りを実感した1日でした。
【授業レポート:松本葉】