…初対面での会話ってのはサ、似てるネ、演奏に。
顔突き合わせたヤツラとの化学反応で生まれる、つかの間のスリリングなライブat松山一番町「茶ノ間」(副題つけるなら…さしづめEhimetal forever?)。どうしてあの2.26夜のステージ、あのメンツでセッションするコトになったんだろうネ。縁って不思議だネ。パンクの大御所松山LIVE直前中止により参加決めた占い師の姐さん、進学にあわせてミニコンポ買ってもらった夜、好きなメタルCD入れてボリュームをあげる瞬間の胸のtakanari語ってくれた青年、メタルのカセットテープ(20代以下への注、これカセットの種類のことヨ。一番高いが音質MAX良い)が一番重いことを知ってた20代メタル初心者クン。イントロかけただけで丸眼鏡の縁押さえながらニヤッと笑う、マニア道キタコレ、と思わず拝んだアイアンメイデンTシャツのセンセイ。そして、メタル知識皆無のはぐれメタルa.k.a.俺。これに「茶の間」のオーナーでもある大政先生とココロザシ大スタッフ2名を加えたメンツで繰り広げられた狂宴について、具体的に語るの、これナカナカ難しいゼ(なんせBPM260キープで2時間ノンストップ、最後は婚活まで始まりそうなテンションだったからネ)。
ただ、メタル好きにとって「BURRN!」という雑誌は「神」であるというコト、日本人の演るメタルは低く思われている時期が長かったというコト、メンバーの一番人気はメタリカ(の初期)だったというコト、メタルにとって重要なのはギター(の重厚なリフ)だというコト、ロックとメタルの違いは、聴きこめば判る!!というコト(結局そういうモンらしい)、愛媛には好きな音楽を爆音リクエストで聴きまくったり語り合ったりするような店がほぼ無い、というコト(残念DEATH…)、メタル初期から現在進行形までを曲の解説交え丁寧に語ってくれた大政先生は落ちこんだ時に聞く曲もディープなメタルだってコト(もはやメタルが血、いや米)、この辺りは後世への記録としてしっかり残しておきたいかな、うん。先生!セッションしてくれたミンナ!どうもアリガトウゴザイマシタ!
と、こんな80年代ロック雑誌調な感じでどうでしょうか。…え? ロック調はいいが、結局参加して楽しかったのかって? 楽しかったですよー!! 全く縁の無いジャンルの話なので…正直、マニアばかりだったらどうしよかと一瞬身構えたんですが(笑)みんな音楽に対して愛があって、琴線に響く曲もメモして帰れましたしね。
…いやね、覚えがあると思うんですが、この年になると、自分の興味ある世界を掘り下げていきたいと思う反面、知らない世界をハナから避けてしまう自分が居るんですよね…。あえて自分の感受性を脇に置いて、高台からジャンプしてみるってことも、時には大事なのかなーって思いまして(レンタルショップのDVDを端から順に借りてみると、感性で選んでたらまず出会えなかった名作に出会えたりする、あの感じです)。そんなキッカケ作ってくれた、いよココロザシ大に感謝しております。皆様の今後のご活躍、楽しい授業、期待しております(松)