松山総合公園でバードウォッチングができるというので参加しました。
ちょうど集合場所の松山市都市環境学習センターの展示コーナーでやっていた
「水辺のとり展」を見ながら、まずはカモのイラストに「ぬりえ」をしました。
こうして色を塗ってみると、
マガモは池でよく見ていたつもりでしたが、
顔が緑色程度の記憶しかなく、
羽根やしっぽの色までは
よくわかっていなかったことに気づきました。
ここで色を塗ったおかげで、
考古館の傍にある東の池に行ったときは
塗った種類のカモだけはしっかり名前がわかりました。
カモはいつもこの池にいると思っていたのも
わたしの思い込みでした。
実際はシベリア方面で産卵・育児をしたカモが
家族で冬を越すために日本に、
そしてこの池に毎年やってきているとのこと。
そんなお話を聞くと急にカモを見る目が変わりました。
東の池をぐるっと一周回る間、
何度も双眼鏡を覗き、悠々と泳ぐカモたちを眺めました。
考えてみるとカモには国境がないのだなぁ。
自由に国々を渡り飛べるのだなぁ。
帰りに池の淵に針の残った釣り糸を発見しました。
せっかく冬を越しに松山のこの池まで来てくれているのだから
カモたちの生活環境をわたしたちが汚してはいけないと
心に誓いながら池をあとにしました。
【授業報告:ジョウビタキ】