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受講レポート

愛媛大学メディアセンターの中で久しぶりに
大学の授業を受けるような感覚で授業に臨みました。

先生である斉藤さんのお話の中で特に印象が残った言葉は、
■ 広く告げる=広告の在り方が変化してきた
■ 一方的な「伝える」から「感情を共にする、共感」の時代へと
 シフトしている
■ 顧客をコントロールするのではなく期待を感動で上回ることを
 繰り返すことが重要

などなど、人の受容する感覚が変化してきていることを改めて実感しました。

モノを購入する際には、企業の宣伝だけを見て購入する人は今の時代
少なくなっており、
大勢の人が購入者の口コミやレビューや評価を見て買う。

ブランドイメージも売り上げを決めるのも、
もはや提供する側の役割ではなく買う側の役割になってしまっている現状があります。

では提供する側は何を努力すればよいのか?

斉藤さんは「これまで感じていても口にしなかった、商品への不満や改善点=サイレントマジョリティの声に耳を傾け、本当に消費者が必要としているモノに近づけていく努力をするべき」と話されていました。

言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、
いつの間にか、調査することや広告を貼り付けることに投資してしまい、
商品自体へのこだわりが薄くなっていた大量消費社会に、
ソーシャルメディアが普及したことで、改めて商品の真価が問われる時代に変化した(戻った?)のかもしれません。


一昔前の「あんたが言うなら信用して買うわ!」
なんていう向い合った関係性とは少し異なりますが、
とはいえ今の時代こその「共感」から行動につながる流れをソーシャルメディアは生み出せるツールなのかもしれないとお話を聞きながら感じました。


【報告:竹下 愛】 

 

 

 

 

 



 

NPO&ソーシャルメディア
開催日:2012年1月21日10時0分
  • 受付期間:2011年11月29日 12時 〜 2012年1月13日 18時
  • 定員:30名
  • 参加対象:NPO関係者や企業にお勤め、自営業をされている方
  • 授業料:無料 
  • 関連リンク1:ループス・コミュニケーションズ
  • 関連リンク2:イン・ザ・ループ
  • 準備物:・筆記用具など
    ・会場でインターネットを使用する方はLANケーブルを持参してください。
  • 本授業はビデオカメラに収め、インターネットなどで公開予定です。ご了承の上、お申し込み下さい。

NPOはFacebook、Twitter、Blogなどのソーシャルメディアと、どう向き合い、活動や効果をどのように発信、共有させていけばいいのか?「助け合いジャパン」などの事例を通し、非営利公益活動がソーシャルメディアの活用に必要なポイントを紹介します。

【授業の流れ】
(例)
10:00-10:30 自己紹介
10:30-11:40 講義
11:40-11:50 質疑応答、振り返り
11:50-12:00 アンケート記入、解散

この授業の開催は終了しました。

先生:斉藤徹
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役社長
1985年3月慶応義塾大学理工学部卒業後、同年4月日本IBM株式会社入社。 1991年2月株式会社フレックスファーム創業。2004年同社全株式をKSKに売却。 2005年7月株式会社ループス・コミュニケーションズを創業。 現在、国内の企業のコミュニティ構築分野でトップシェアを誇る他、ソーシャルメディアに関するコンサルティング事業を幅広く展開。

今回の教室:愛媛大学 総合情報メディアセンター
住所:松山市文京町3番
TEL:
行き方アクセス:市内電車 日本赤十字病院前 下車 愛媛大学敷地内