『誕生学ってなぁに。』の気持ちを胸に、4歳の娘と一緒に参加しました。
まず自己紹介の後、「あなたが生まれてきたとき」のエピソードと、持参した、それにまつわる「思い出の品」を持って、参加者それぞれの『うまれたとき』を振り返ります。
その後、先生のナビゲーターの元、私たちは9、10歳の思春期の少女、少年へと年齢もさかのぼり、『誕生学』のお話を聞きました。 お話しの途中、親になった自分の想いを持って聞いたり、少女の気持ちで命について新鮮に感動があったりと、不思議な心地よさがありました。 最初は『0.13mm』の命の大きさがおなかの中で大きくなっていく様子をパネルでご紹介頂いた話、赤ちゃんのすごいところのお話。 命の素晴らしさに感動しました。 人は長所も欠点も、いろんな個性があるけれど、ただただその命の素晴らしさと尊さを感じました。 心に残っているのは、人は食事を満足に与えられ、清潔を保たれていても、抱っこや話しかけがない状態では1歳までの命も得られないというお話。 『ここに、みんなが居るってことは、みんな誰かに愛情を貰って、抱っこされてたってことなんだよ。』という先生の言葉に温かくなりました。 お話しの後、もう一度深く『うまれたとき』についてディスカッションします。 みんな、『うまれたとき』がありここに居ますから、それぞれの感動や想いは、涙の溢れる温かいディスカッションでした。 『生と性』について、温かい言葉でロマンティックに、毅然とした態度で。 そこに『誕生学』があるとの先生の言葉でした。 きっと、娘と私の成長に伴い、再度『誕生学』に触れた時、また違った感動があるのではないかなと思いました。 そしてお話しの後、自分と家族をぎゅっとしたくなるような、温かい気持ちは変わらないのじゃないかなぁと思いました。 普段、当たり前のように生きていると忘れがちな『命の尊さ』を再認識した講座でした。 先生、コーディネーターをはじめ、一緒に講座を聞けた学生との出会いにも感謝しております。ありがとうございました。 また、人生のどこかで娘と一緒に『誕生学』に再会出来る日を楽しみにしています。 感謝のうちに。 【報告者:Na'nna*】