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今回の授業に参加した動機は、私が大学で専攻している専門分野によるところが大きく、学ぶことが多いだろうと考えたからです。

私の専門分野は「観光・まちづくり」で、内子町と言えば近年注目されている観光地ですし、代々受継がれている「内子炭」の技術は内子地域の魅力なので、これほど私にピッタリな授業も他にないと思います。

当日は雨天だったことから、実際に炭焼きを体験することはできませんでしたが、普段では見かけることもない土づくりの窯に、直接触れたり中を覗き込んだりすることができたのは、非常に貴重な体験でした。また、実際に「内子炭」を見せていただいたのですが、表面の割れ目が菊型のようで大変美しく、生まれて初めて炭に芸術的美しさを感じました。

それと同時に、茶道についても少し教えていただいたのですが、茶道には日本の文化が多数つまっているそうで、お茶を楽しみながら日本の四季も楽しむことができるそうです。今回の授業で私の趣味が一つ増えそうです。

体験の後には、「内子炭」を作ってらっしゃる大木さんと武藤さんからお話をいただきました。「内子炭」の歴史はもちろん、内子町のまちづくりの話までしてくださり、大変有意義な時間を過ごすことができました。

ご自分の職業を飛び越えて、地元のために活動しているお二人は自分が見習うべき姿だと感じました。また、地元唯一の小学校を存続させるための活動が、私の田舎故郷と重なる部分があり、とても自分事のように感じました。今回限りで交流を終わらせるのではなく、今後も内子に足を運びたくなりました。

日本の古くから残る技術はやはり美しく、自然との共存が可能な方法の一つではないかと今回強く感じました。また、地域の魅力・文化を守っていく大切さを改めて確認できました。貴重な機会をありがとうございました。また、別の授業にも参加したいと思います。
(報告=玉里壮司)

 

 



 

内子石畳「日本文化を支える茶道炭」の世界
開催日:2013年3月20日10時0分
  • 受付期間:2013年3月5日 12時 〜 2013年3月14日 12時
  • 定員:15名
  • 参加対象:どなたでも。
  • 授業料:無料 
  • 準備物:特にありません。
  • この授業は、予定より早く募集を締め切らせていただきました。
    お申し込みを予定されていた方には、本当に申しわけございません。

    また、別の機会に同様の授業を考えたいと思いますので、
    どうぞよろしくお願いいたします!

内子町の石畳地区では、品質日本一といわれる茶道炭が焼かれていて、
日本各地の茶道家から注文を受けています。

「茶道炭」と聞いてピンとくる人は少ないと思いますが、
茶道の席でお湯をわかす炭は、中心から縁に向かって放射状に割れ目が入り、
その模様が菊の花に見えることから「菊炭」とも呼ばれています。

一定の決まった時間内に燃え尽きることが大事で、
茶道流派によって炭の直径や長さが決まっているといいます。
また、灰になった形まで鑑賞の対象になるため、
燃え尽きても美しい姿をしていることも求められるのだとか。

今回の授業では、そんな厳しい条件をクリアーしている
内子の茶道炭の世界を覗いてみたいと思います。
先生は、関東からIターンで移住してきた武藤さん。

当日は、クヌギなどの落葉樹が炭になる過程をひととおり教えていただき、
もしかしたら、作業の一部をお手伝いいただくことになるかもしれません。

かつては日本のあちこちで炭焼きが行われ、焼いた炭を燃料にしていました。
今はスイッチひとつでお湯が沸き、部屋の暖房もすぐにできますが、
たまには奥山を訪ね、日本文化を支える炭焼きの技にふれてみませんか。

【授業の流れ】
10:00〜 あいさつ・自己紹介など
10:10〜 内子の茶道炭について(武藤さんからお話)
10:30〜 炭焼き窯の見学&炭焼き作業のお手伝い
11:45 終了予定

この授業の開催は終了しました。

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:愛炭企業組合
住所:喜多郡内子町石畳5251
TEL:
行き方アクセス: