春の妖精…スプリング・エフェメラル…
こんな可愛い呼ばれ方をする花ってどんな花だろう?そんな花が、この丹原町の里山に?
こんな興味からこの授業に申し込みました。
当日はお天気も良く散策日和!!気持ち良い♪
普段は気にしない足元を気にしながらの散策。
「黄色いナズナを探してみましょう」の先生の言葉に皆キョロキョロしながら歩きます。
見つけたそれは、普段よく見るナズナより小さく可愛い花でした。
その後も「オオイヌノフグリ」「ヒメオドリコソウ」「キュウリグサ」「ヒメウズ」…
色々な花に出会いながら歩きました。
そして久妙寺の斜面で「ヒキノカサ」という可愛い黄色い花が…
この花は愛媛県では、もう絶滅したと思われていた花だそうです。
そして「アマナ」というチューリップに似た花も見つけました。
先生によると、これらの花は小さい植物のため、周りの植物が大きくなると消えてしまうため野焼きや草刈りをいつも行う所でないと生きていけないのだとか…
この丹原町古田、久妙寺地区は昔から草刈りや野焼きを行う習慣が残っているため今でも他の地域では、もう見られなくなった春の妖精たちが残っているとの事でした。
丹原に引っ越してきて8年余りになりますが、そんな貴重な植物が残っているなんて、初めて知り少し誇らしく思いました。
そして子供達にも自分達が住んでいる所の良さを、ぜひ知って欲しい、そしてこれからも大切に残していってほしいと思いました。
まずは、息子達を誘って近くの里山を散策してみようかな…
【報告者:kiyoka】