【IYO夢みらい館】缶つま本でつくるツマミ。
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受講レポート
寒い日が続きますが、部屋に閉じこもっていてはいけません。外にでよう!ということで、本日は砥部町の森を散策し「木肌図鑑」を作ります。
授業は目を閉じて太陽の熱と風を感じることから始まりました。自然と一体化するような感覚です。そして枯葉が敷きつめられた柔らかな感触の里山を歩くと、地面からどんぐりの新芽が顔を出していました。枯葉は約3年で土にかえり、大事な土壌になると聞き、植物の生きる知恵を再確認しました。また、春を待つ木々は、冬を乗り越える用意がちゃんとできていることも先生に教えて頂きました。葉をぎゅっと、つぼみのように固く丸めたり、幹を押すと内部はコルクのように柔らかな弾力を持って寒さをしのぐ木など、それぞれの方法で生きています。
その後は木肌に紙を当て、クレパスで色を塗り、魚拓ならぬ「樹拓」採集の時間です。みんな木を変え黙々と樹拓した後は、お気に入りを披露し合いました。同じ木を樹拓したはずが、木の部分の違いや、力の入れ具合で幹の筋や斑点の仕上がりが人それぞれ。お気に入りの樹拓も人それぞれで、これも自然界と同様、多様性があって面白い!と感じたところで、残念ながら授業は終了を迎えました。
この授業では木だけでなく、葉の臭いを感じること、ある種の木が生活に身近な化学製品の原点であることも教えて頂きました。自然が私達に多くのもの授けてくれていることを、再び実感した貴重な一日になりました。【報告者:黒河織絵】
樹には不思議な魅力があります。あなたも世界遺産の屋久島への憧れがあるでしょう。樹齢7200年ともいわれる縄文杉をはじめ屋久杉に一度は触れてみたいと…。ではお聞きします。身近な森に行って樹に触れたことがありますか?近くにある樹のことを知らずして遠くの樹の魅力がわかるでしょうか?わたしたちの周りにも癒しの樹はたくさんあります。そういった樹の魅力を「樹拓ハイキング♪」で学んだあとは記録と記憶に残すためにも、とった樹拓で「木肌図鑑」を作りましょう!みんな同じ図艦ができるわけではないので完成したものは世界で一冊! あなただけの「木肌図鑑」になります。この機会に自然に触れ、樹のことをもっともっと知りませんか!
この授業の開催は終了しました。
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