2月2日(土)『ジオガイド応援隊〜ガイドの卵と一緒に自分のルーツを探る旅(1)〜』に参加しました。
地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園のことをジオパークといい、ジオパークの成り立ちや、歴史・文化、そこで暮らす人々の暮らしを語り、案内することができる人のことを“ジオパークガイド”といいます。
現在、世界ジオパークネットワーク加盟のジオパークが世界各国に88ヶ所あり、そのうち日本には、洞爺湖有珠山、糸魚川、山陰海岸、島原半島、室戸の5ヶ所が加盟認定されているそうです。
日本では、2009年に日本ジオパークネットワーク(JGN)が設立され、現在、25地域が加盟。四国では西予市がここへの加盟を目指して活動を始めています。
この授業は、ジオガイド候補者と一緒に「四国西予ジオガイド養成講座」に参加し、ジオガイド候補の皆さんに来訪者の視点で印象や要望を伝え、楽しみながら西予市の魅力を訪ねるという授業でした。
はじめに西予市教育委員会の沖村氏より「狩浜の段畑について」というお話があり、その後、実際に段畑を見て歩いたり、春日神社で地元の信仰や伝説についての興味深いお話を伺いました。
お弁当をはさんで午後からは地元で無農薬栽培にこだわっている無茶々園の大津氏より、その活動のお話があり、その後、狩浜の段畑を一望できる絶景ポイントから眺望したり、俵津海岸に移動し四万十層の砂岩・頁岩(けつがん)を見て地球規模の歴史のお話を学んで終わりました。
参加されたジオガイド候補の皆さんがとても熱心に勉強されていたのが印象に残っています。その熱意で西予市がジオパークとして認められ、皆さんが愛媛西予の魅力を伝え活躍される日も近いと確信した一日でした。
【授業報告:ジオガイダー】