【1455634通信 014号】 〜新たなアートの可能性〜
2011/09/02
「チャットモンチーの歌詞が好きだったんですけど、そこからこれだけ広がって、このような世界観を目にすることが出来るとは思いませんでした」
「美術館に行くこともあるんですけど、こんな形はとても新しいと思うんですよね」
こんにちは、編集局の藤田です。
僕は、レポートと鑑賞を兼ねて、「ヒトノユメ」の会場である萬翠荘を訪れました。
そこで来場している女性2人にインタビューを行ったのですが、
なんと、お2人は千葉からお越しいただいたとのことです。
2人の感想を聞いて、僕自身も考えていることは同じでした。
頷きながらペンを走らせ、新しい形のアートに惹き付けられていました。
坂道を登り切ったところにある「萬翠荘」。
そこで「ヒトノユメ」が開催されています。
展示は2階となっていたため、
赤いカーペットが敷かれた洋風の階段を上っていきます。
上がる途中で階段の両端に目をやると、そこには言葉が散りばめられています。
その言葉を追いながら上がることで、これまでの萬翠荘とは違う世界観に引き込まれます。
訪れる部屋には数々の詩と、そこから広がる絵が展示されてあります。
ただ言葉から広がるのは、絵だけではありません。
言葉からは様々なオブジェも作られ、それぞれの部屋の世界観を演出しています。
展示されている部屋には、それぞれ特徴があります。
その中でも特に僕の目を引いたのが、「椿の部屋」と「おじいさんの部屋」でした。
そこは、絵や詩が全面的に押し出されていた今までの部屋と違い、
詩を詰め込んでいるような作りになっています。
僕は始め赤い「椿の部屋」から入ってみました。
そのあと黒い「おじいさんの部屋」に入ってみたのですが、
互いの部屋の関係性がよくわかりませんでした。
その後に「黒い部屋」から入り直し、その後に「赤い部屋」に入りました。
すると互いが「何」の対照になっているのかがうっすらとわかってくるのです。
本当にただ、入る順番を入れ替えただけです。
このような展示会に訪れるだけで、このような体験を身体全体で
感じることが出来ることに、自分でも不思議でした。
このような体験には中々巡り合えないと思います。
それが今、愛媛県の萬翠荘「ヒトノユメ」で感じることが出来ます。
部屋によって様々な世界観がありますので、訪れた方すべての人に
よって感じ方も違ってくると思います。
是非一度、足を運んでみてください。
いよココロザシ大学学生が制作・運営に関わっている
「ヒトノユメin愛媛」 開催:2011/09/11まで
会場:萬翠荘(月曜休館 9時〜18時)入場料:500円
●キックオフ!愛媛FCで拓く未来
9月6日まで受付中!!
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