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ココ大通信056号 授業タイトル:ぼくの右手を知りませんか

2012/06/15

こんにちは。編集局の井上です。

今回は、「初めてのファンドレイジング!」のご案内です。

官でもなく、民でもないNPOの活動に
多くの期待が寄せられている一方で、
活動資金が不足している現実。
資金がなければ、人材も信頼も参加者も足りません。

NPOとしての今の活動をがんばるのが第一。
でも、ほんとはもっと、資金があったらなぁ・・・
こんな悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

今回の講師は菅文彦さん。

 ビジネスの手法を通じて、
 「コーズ」(社会的課題)を解決に導く
 「アクション」(行動・事業)を開拓する

を事業使命に掲げ、合同会社「コーズ・アクション」代表として
さまざまな活動をされています。

菅さんに泉谷学長が会ったのは、今年の初めのことだそう。
ウェブサイト診断セミナーに学長が参加したときの講師が、菅さんでした。

セミナーの最中、5〜60人いる参加者の中で、
「今、具体的にウェブサイト診断します。どなたか、いますか?」
との菅さんの問いかけに、誰よりも早く、右手を高く突き上げた学長。

「愛媛県から来ました、いよココロザシ大学です!」
「えっ?私の祖父母が西条なんですよ。愛媛、大好きです!」

これをご縁と感じた学長、セミナー後、猛アタックをかけて、
名刺交換をしたそうです。

新年度になり、「寄付」をキーワードに授業をすることになって、
調べていくうちに再び、菅さんと出会います。

社会貢献をしたい企業と、助成を必要とするNPOをつなぐ
「Yahoo!基金」の設立や運営に関わってきた菅さんならば、
それぞれの活動に適したファンドレイジング策を
一緒に考える授業ができる!

「受講後は、学生はどう変わりますか?」と泉谷学長にたずねると

「自分の活動に必要なものが、具体的に明らかになります。
 もしかしたら、本当に必要なのは、お金ではなく、
 ものやひと、場所なのかもしれないし。

 そして、調達の道が具体的に見えてきます。
 あの会社にアポを入れて、こんな風に話して頼んでみよう。
 そんな行動を、一人でも起こすことができたらいいですね。」

勇気を出して、突き上げた学長の右手から生まれた授業。
受講されるみなさんの右手が、企業の扉をノックする日が来ますように。

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