松山に移住したプロのパティシエにお菓子作りを教えてもらう「帰り道に○○」シリーズ。講師の三浦さんの移住をお手伝いし、東京にいらっしゃる頃から先生の作るお菓子の大ファンだった私。これまでタイミングが合わず断念していましたが、開催3回目にして参加することができました。
今回のテーマは、野菜パウダーを使ったカラフルクッキー。開講時間には、プレーン生地のほかに、紫いも、かぼちゃ、抹茶、ココアを混ぜ込んだカラフルな生地が用意されていて、生徒は好きな生地を組み合わせて形を整えて焼くだけ!
とはいえ、講師はプロのパティシエ。生地作りのデモンストレーションでは、アーモンドパウダーの効果的な使い方や季節の果物ピールを入れてオリジナルクッキーにするコツなど、細かな技を紹介してくれます。一方、生地を冷凍庫で凍らせて必要な分だけ切って焼くと、食べたい時に焼き立てクッキーが楽しめることも教えてくれました。毎回、分量を量って、混ぜて、寝かせて、の作業は大変というずぼらなさん(私ですね)にはありがたい裏技です。
さて、先生のお手本が終わると、いざ実践!カラフルな生地を組み合わせてオリジナルクッキーを作ります。思い切りよく生地を混ぜて断面にできたマーブル模様を楽しむ方、薄くした生地を重ねて層を作る方、細長く伸ばした生地を積み上げる方。三浦先生が「製菓は人なり」という通り、作り方に個性が出て楽しいのです。生地は先生が作ってくださっているので、どのような作り方をしても焼き上がりの味は保証されているので安心です。
クッキーの焼き上がりを待つ間に自己紹介タイム。会場が松山にもかかわらず、今治、宇和島、愛知と県内外から参加者が集まったのは、三浦先生の魅力の賜物でしょう。過去2回にも参加した皆勤賞の方も多く、移住をお手伝いした立場として、とても嬉しかったです。
クッキーの焼ける香りを楽しみながら参加者同士でおしゃべりをして、焼きあがったクッキーを食べて、大満足の2時間でした。お土産に持ち帰ったクッキーは家族からも大好評。教わったコツと裏技を駆使して、次は自宅で頑張ります!
(元えひめ移住コンシェルジュ 松岡朋枝)