しまのテーブルに行ってみたいなと思っていたところ、「愛顔の食卓」の方から「今度、授業があるよ」と教えていただき参加しました。
しまのテーブルは、廃校になった小学校の教室がカフェやギャラリーに、プールをコンサートホールにされていて懐かしさの中に新しさがつまっている場所でした。
学校内を参加者のみんなで学校探検。写真展や島の人々がお祭りのために作った提灯の展示を観て、学校の屋上に上がって島から海と松山を眺めました。校庭の向こうの木のブランコ目指して、よーいどん!運動場では子供たちはかけっこをして遊びました。
ちょうどおなかがすいたところで、先生の登場です。手書きで書かれたメニューに沿って、野菜の説明を聞きました。その後は調理に。島で愛情をこめて育てられた野菜たちが先生と参加者の小さなシェフの手でエチュベ(じっくりと蒸し焼きしたもの)というサラダに変わっていきます。
自然の恵みを受けた野菜たちをぎゅっとお皿にもりつけて、ごごしまテーブルオリジナルのみかんとビーツの色鮮やかなドレッシングでいただきました。キーマ風の特製カレーも美味しかったです。
カフェにいらっしゃっていたおばあちゃんたちが「しまのテーブルがあって本当に助かってるのよ」と笑顔で話されていました。昔、学校だった場所が、カフェというかたちで島の人々にとっても大切な場所になっているのが素敵だなと感じながら授業を終えました。
またフェリーに乗って興居島を訪れたいです。
(文責:Y)