夏休みの家庭科の宿題を何にしようかと頭を悩ませていた息子、宇和海の恵み「MYじゃこてんづくり」の授業を見つけ、ピッタリのテーマだと思い参加させて頂きました。
八幡浜のどーや市場に集合し、まず、二班に分かれて、今回お世話になる八水蒲鉾さんについて座学と、市場の見学をしました。
市場はお昼も過ぎていた為、お客さんも魚も少なかったのですが、箱に500円、1000円の札が置かれた魚を見ると、スーパーのパック販売の魚とは違い、鱗の色がとても鮮やかで目の色もきれいに透き通っている、死んではいてもとてもキラキラした魚を見ることが出来、新鮮さを目の当たりにしました。
座学では、八水蒲鉾さんの工場の製品づくりのビデオを見た後、じゃこ天の種類は150種以上あること、じゃこ天の味は、その時々の旬の魚を使うため季節によって、また、1週間でも味は違ったものになること、かまぼこが板についているのは何故?との質問に、蒸されたかまぼこの水分調整の為など、驚き、なるほどと感心することばかり教えて頂きました。
次にいよいよ調理室でのじゃこてんづくりです。こども用にと小さいハートや色々なクッキー型、ドーナツ型も用意して頂き、まな板の上で形抜きを行うのですが、手にくっつくので、かなり苦戦しました。
こんがりときつね色に揚がる様子を真近で見つつ、揚げたてをフウフウ言いながら食べる、自分で作ったじゃこ天の味は最高のおいしさでした。いろんな調味料も用意して頂いていて、練梅やゆずこしょう、からし、アイスクリーム!?をつけて食べることにも挑戦させてもらいました。、八水蒲鉾のみなさん、いよココロザシ大学のスタッフのみなさんには、本当にお世話になりました。親子で貴重な体験をさせて頂き、夏休みの思い出に残る一日になりました。ありがとうございました。
授業レポート:N.M
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宇和海の恵「MYじゃこ天」づくりに参加させていただきました。
初めての授業参加です。
まず2グループに分かれて座学と場外市場見学。
メイン会場の卸売市場を出て、場外市場「どーや市場」へ。午後でしたので、すでに店じまいしているお店もありましたが、普段はあまり見かけない魚たちを目にすることができます。市場には今日の講師である八水蒲鉾さんの売り場もあります。ここで、実際にじゃこ天の成形と油で揚げるところを見せていただきました。
羽子板のような型を使い成形。すり身を手で、押して引くだけの動作。それを竹の細いへらで取り、揚げ油の中へ入れる。
手の動きはシンプルで、とても簡単そうに見えました(そうでないことをあとで思い知らされるとも知らず)。
座学では、じゃこ天をはじめ蒲鉾製品の作り方(製造工程)などを学びます。じゃこ天の原料の魚は季節によって違うことや、商品の種類が150種類以上あり、短命に終わる商品も多くあることを知りました。
 
そして、いよいよ実習です。
実際にすり身を触ってみると、扱いの難しいこと!見た手の動きをまねたつもりでも、すり身が手にねばりついて、厚みにムラができてしまいます。薄いところにすり身を足すのさえ難しい。竹べらで成形した物を取るのもまた難しい。破れたり、形が崩れたり…。簡単そうに見えるほどの動きこそが、職人技なのだと感じました。
 
市場に出ない季節の魚(雑魚)を活用し、魚を丸ごと食べられるじゃこ天は、自然にも身体にもよい先人の知恵なのだと思いました。ありがとうございました。夏休みの思い出に残る一日になりました。ありがとうございました。
授業レポート:池田和子
【当日に寄せられた感想】
1. ジャコ天にちりめんじゃこが入っていないのにびっくりしました。
2. いろんなさかなをつかっているのがわかりました。いもうともたべたそうでした。
3. 季節によって味が違う。
4. ちりめんじゃこは関係なかった
5. ワクにのばす、竹へらでとるのがこんなに難しいとは・・・。
6. つくりたてはおいしい
7. 商品の種類の多さに驚いた。
8. 簡単そうに見えるけど実際にじゃこ天を自分で形作るのは難しかった。けどても面白かったし楽しかったです。
9. さつま揚げ・・・魚の白身だけを使っている
10. じゃこ天・・・骨・皮・ひれ 骨髄液すべて使っている。→良質のたんぱく質・カルシウムが豊富。味は季節によって変わる。その理由は水揚げされる旬の魚を原料に使うため。(秋)かます、(冬)カレイ、(年間)あじ
11. あつあつおいしいじゃこ天 たのしいよ。
12. じゃこ天の型おしの後の、すくう作業がむずかしい。型おしの作業が気持ち良かった。
13. じゃこ天には骨や皮なども入っていたこと。
14. また、じゃこ天は季節によって味が変わる。
15. 八水蒲鉾では150種類以上の商品があった。
16. じゃこ天を中心にして、地域にしかないタカラ、プロの技、ものづくりの伝統、作って食べる皆さんの笑顔に出会えました。素晴らしいご縁に感謝です。
17. 自由な発想でじゃこ天を作っていただき、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございます。
18. 魚をもっと食べてください。
19. 魚をもっと知ってください。
20. じゃこ天は季節ごとに味が違うと知ってびっくりした。150種類以上も八水さんは作っていてすごいと思った。すごくおいしかった。
21. 型にはめてから原型をとどめたまま揚げるのが難しかった。
22. じゃこ天は手にひっついたらねばねばしてた。形を自由に作れてたのしかった。
23. じゃこ天がふっくらした
24. すり身が手にいっぱいついてカピカピになった
25. じゃこ天づくり楽しい
26. 季節ごとに変わるじゃこ天の味
27. じゃこ天の材料 手についたらなかなかのかないの新発見 作るのは家ではできそうにないですね。買います。
28. さまざまな材料を使用していること。市場にて地物の魚の種類を知る。
29. じゃこ天は魚の血も肉も皮も目いっぱい使っててすごくヘルシー。
30. 季節によって材料(使う魚)が変わるため、味も違ってくる。
31. 冷凍保存できる。
32. 季節によって味が違うことを初めて知りました。食べ比べしてみたいです。
33. 今度、工場見学してみたいです。DVD面白かったです。