最近、新聞やTVでよく耳にしていた長高水族館部・チームニモの活躍。そして、夏休み中に子供と
一緒に受けられる授業ということで参加させてもらいました。
まず、水族館部顧問の先生から水族館部について、また、月1で開館される水族館は長浜商店街や
近くの市場も一丸となって盛り上げていることなど説明がありました。
そして、いよいよ見学スタート。教室いっぱいに伊予灘・宇和海・沖縄など海の生き物が展示
されており、それぞれの水槽を見て回りました。
やはり、特に目を引いたのはクマノミたちの水槽でした。テンションが上がりながら見ている子供
と私に水族館部の生徒さんが丁寧に解説してくれます。
クマノミは群れで生活し、その中で1番体が大きいものがメスに、2番目に大きいものがオスと
なってペアになり産卵し、それ以外のクマノミには雌雄の区別がないと!!驚きで親子で目を
丸くしました!
しかも、見学中になんと1つのペアが産卵し産まれたての卵を見ることが出来ました。
透明感のある薄橙色の沢山の卵はとてもきれいで感動的でした。
その近くの水槽には数日前に産み付けられた卵もあったのですが、色は黒く、見比べることが
出来たのも貴重な体験でした。
中庭にはタッチングプールもあり、ナマコやウニ・ヒトデ・泳ぎ回る魚に子供たちは恐々
触っていました。
その後、「国際学生科学技術フェア」動物科学部門で4等を受賞したチームニモのお話を
聞きました。イソギンチャクがカクレクマノミを刺さないのは、クマノミの体の粘液の中に
マグネシウムがあり、それがクマノミの体を守っているそうです。
普通イソギンチャクにさされた小魚は、からめ捕られて食べられてしまうみたいです。
アメリカでのコンテストということで様々な国の学生と交流ができたことなど。
研究内容について詳しく知ることが出来、また、今後クマノミの研究から発展させて、
クラゲの研究もしていければとのお話もあり、研究がどんどん進化していくだろうと期待が
高まりワクワクしました。
これから、水族館にはクラゲの水槽も加わるとのことでしたので、
近々是非、また長高水族館にお邪魔したいと思います。
長高水族館の先生、部員の方々には夏休み中にも関わらず時間をとっていただき、
ありがとうございました。
また、素敵な授業を企画して頂いた、いよココロザシ大学スタッフ、コーディネーターの方々にも
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
【授業レポート:N.M】