いよココロザシ大学の授業には以前より興味がありましたが、中島での企画ということもあり今回は必ず行こうと思いたち初めて参加することに決めました。いよココロザシ大学への登録を済ませてからはメールにて随時案内を頂いて、中島での未知の体験にますますワクワクが募ってくる数週間でした。姪っ子二人(中学2年生・小学6年生)にこの話をすると参加したいということで即答だったので一緒に参加することになりました。
当日の午前中は少し雨模様でしたが、高浜港に集合してフェリーにて50分くらいで中島の大浦港に到着した頃には天気も快晴でした。フェリーの旅も久しぶりでゆっくり瀬戸内海の海と景色を堪能しながらで、なかなか少旅行の気分を味わえます。大浦港に到着すると宝山亭(民宿)の皆様がお迎えに来ていただいており、3台の車にあいのりをしながら10分くらいの道のりを中島の島の街並みを見ながら宝山亭まで向かいました。宝山亭に到着するとオーナーの小田さんから参加者皆様へウェルカムジュース(みかんジュース)が竹細工のオチョコでふるまわれました。宝山亭の目の前は中島を代表とする姫ヶ浜の素晴らしい海岸が広がっています。子供達はすぐにそのビーチに向かってまっしぐらで、まずはその大自然を楽しんでいました。
今回の企画の一つであるピザ作りは子供達を中心に手造りでトッピングを楽しみ、外に小さなレンガで積み上げられた窯で焼いてピザは完成しました。昼食は子供達の手作りのピザをはじめに、カレーライス・ポテトサラダ・ミニグラタンになんとデザートにはシャーベットまでつくというフルコースセットでした。昼食の前には20名の参加者の簡単に家族ごとやグループことに自己紹介をして美味しい食事と空間を堪能しました。
今回のメイン企画でもあるドラムサークルのスタートです。まずは海岸付近の高台にて太鼓をおのおのがファシリテイターのトムトムさんの合図にあわせていろんな使い方を学びました。この音だけでひとつのリズムになるのが本当に不思議でした。その後はまた場所を替えて今度はドラムサークルで使われるいろんな楽器を利用しての音楽会がスタートです。『中島の風』というストーリーにそって楽器を順番に鳴らしていきます。まさにひとつの物語がイメージをされてきます。最後に皆でそれぞれの楽器を持って演奏して、中島の風の情景は完成しました。最後に子供達がその情景を一つの絵にしてくれました。
今回は中島の自然資源を利用して、そこに初めて集まった市民の皆様と新しいことが出来てとてもいい経験になりました。今回の企画に参加して改めて愛媛県の自然環境・人の素晴らしさを再発見できたと思います。いよココロザシ大学の授業を通じて、人と人が繋がる素晴らしい企画でもあったと思います。今回の企画にいろいろとお世話頂いた皆様と共に愛媛の素晴らしさを発見が出来たことに感謝です。
【授業レポート:横関 裕】