松山市地方気象台調査官である西村さんを先生にお招きして、気象からみた地球温暖化について説明を受けました。冒頭「2050年の天気予報」という動画を見ました。この動画は、私たちがこのまま二酸化炭素など温室効果ガス排出抑制などを行わないまま生活をした場合、日本がどのような気象に見舞われるかを表したものでした。9月下旬でも気温は30℃を下らず、紅葉もクリスマス頃になる見込みと聞き、季節感の変化に驚かされました。
気象台の観測データから愛媛県の気象の変化について説明を受けました。この20年の間で愛媛県の気温は、約1℃上昇しているそうです。また松山市に限れば、ここ100年の間で年平均気温は1.76℃上昇、年平均最高気温が0.66℃上昇、年平均最低気温が2.70℃上昇しているみたいです。このような気象の変化に伴い、松山市の桜の開花は、ここ10年で約1.4日早まってるそうです。
私たちが今の生活を見直さないで生活し続けた場合、冒頭でみた動画のように愛媛県も大きく変わってしまうのではないかと思いました。便利になった生活を昔に戻すことはできないけれど、一人一人の心掛けで温暖化を緩やかにさせる行動を考えていきたいと思いました。
【授業報告:みつお】