ファンドレイジング・・・聞きなれない言葉なので調べてみると、
「NPO(民間非営利団体)が活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為」などと書かれています。
小生まだ24歳でありますが、将来は自分で事業を興したいと思っていまして、
そのためには、お金、人脈、スキルなど身につけなくてはいけないものがたくさんあると思っていました。そんな時にいよココロザシ大学の本授業を知り、迷いなく参加させていただきました。
今回は、ファンドレイジングの講師として日本中を飛び回る鵜尾雅隆先生の授業を受けさせていただきました。
鵜尾先生の授業は、ワークショップ型で各テーブルに分かれてグループで意見を共有しながら進んでいきました。
「あなたの夢は何ですか?」
鵜尾さんが冒頭から強調されたのは、NPOの最大の経営資源は「夢を語れる」こと。
ということで、各グループで夢を語り共有しました。
その後、「5年後、新聞一面に自分の団体が掲載されている」という記事を考えるビジョニングワークを行い、各グループの代表者は全体で発表しました。
これらのワークは、ファンドレイジングで重要な夢を伝える力を最大限引き出すためです。ファンドレイザーは、夢を語ることによる「共感の獲得」と自分たちにもできると思わせる「解決策の提案」が寄付金を集め、結果として社会を変えることができると言います。
行政や政治に過度の期待ができない今、社会的課題を解決する存在としてNPOが注目されています。NPOは企業と違い、事業収入以外の寄付金や助成金、補助金、会費等が重要な財源になります。これを集めるプロとしてファンドレイザーの需要が増してくると思いました。
今回の授業を通して、NPOが身近に感じられるようになりました。そして、夢を語れる大人になろうと強く思いました。
私としてはまず、先生に教えていただいた具体的数値目標として5人のコアメンバーを作り、100人の発起人を集めることを目指してがんばろうと思います。
【報告:山本 康弘】