「八幡浜の魚市場は新鮮なものが揃ってるよー」と聞いたことがあったのですが、なかなかきっかけがなくて、今回の授業がチャンスだと思い、家族で参加しました。
まず驚いたのは、魚市場がとても近代的な建物だったこと。そして衛生管理にかなり力が入っていること。出入り口は開閉式になっていて、鳥や小動物が入ってこないようになっています。
床や用具などを洗う海水は電解殺菌、活魚用の海水は紫外線殺菌(口にしても無害だそうです)されたものを使い分け。また、場内の天井照明は埋め込み式のLEDを利用し、鳥が天井にとまらないように工夫されているそうです。
設備の一つ一つに工夫や気配りがあって、日本でも誇れる衛生管理だなぁと感じました。県外からの見学者も多いそうです。
松野さんから魚市場についてのお話をおうかがいし、通路から市場見学したあとは調理室へ移動し、地魚クッキング!
子供が生まれてから、以前よりも、もっと食や調理に興味が湧くようになった私。安全なものを、おいしく家族に食べてもらいたいと思いつつ、魚の扱いはあまり得意ではなかったので、気合い入れて参加しました。
参加者はふだんから家で料理を作っている方がほとんどでしたが、先生に教わった「刺身などで皮を剥ぐときは、ウロコをとらないほうが、皮がかたくて剥がしやすい」、「煮魚のときはしょうゆだけでなく、お味噌を少し加えると魚の臭みがとれる」などの一工夫には、みんなびっくりでした。
そして、中予出身の私には馴染みのなかった「伊予さつま」のおいしさにもびっくり。南予では作りおきしたさつまが冷蔵庫に入っていて、食欲のない時によく食べるそう。栄養あるし、作り置きできるし、忙しい朝食にもぴったりだなぁと思いました。
おさかなママさんにたくさん質問できたので、明日からのご飯作りで早速実践します。せっかくこんなステキな所で生活しているんだから、子供たちも魚が好きな子に育てばいいなぁ。それには、まずは親から!!ですね。
楽しくて美味しい時間をありがとうございました。また市場に行きますね!
(報告=渡部 文)