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受講レポート

8月27日から萬翠荘で開催される「ヒトノユメin愛媛」展のキックオフ授業として、チャットモンチーの高橋さん、画家の白井さんそしてその仲間たちが来松し、今回の美術展の主旨を参加者(受講者達)の前で、面白おかしく話してくれた。

 

この日の参加者は約30名。高校生から50代ぐらいの人までと年齢層も幅広く、アート好きの人もいれば、チャットモンチー好き、なんとなく楽しそうとの理由の人などさまざまな人が参加していた。

高橋さんは愛媛県出身。地元で展覧会を開催したかったとのことで、「愛媛の人、若い人達みんなにもっとアートに触れて欲しい。楽しんで欲しい。そして可能性に限界はないってことを知って欲しい。」と熱い思いを語ってくれた。

トンネルを抜けるとアートの世界が広がり、言葉(文字)が平面から空間へと飛び出して、絵画やオブジェクトと一緒に踊っている。
ヒトノユメってこういう展覧会らしい。

「文字を羽ばたかせてみたかったんです。」

高橋さんのこの言葉に想像力が掻き立てられた。
文字を羽ばたかせるってどうするの?
でもその表現、なんだかとっても魅力的!
しかもあの大正ロマン溢れる萬翠荘の2階全部が、そんな空間になってしまうなんて。
洋風ながら落ち着きがあり、歴史を感じさせる部屋が現代アートとコラボレーションしたら一体どうなるのだろう…。
 
そして今回更にすごいことは、この美術展作りに、私たち市民が参加できること。
作品の搬入、展示、開催、撤去まですべてにかかわることができ、美術展の裏の裏まで体感し、共有できるという、普通ではなかなか体験できないことができてしまう。

   

もともとは高橋さんと白井さんが意気投合し、夢を語り、そしてそれに共感した人達が新しいこと、楽しいことをやりたいとチームとなって始めたこの「ヒトノユメ」。
その夢に私たちも加われるという、心躍るキックオフ授業でした。 

<報告:野本 英教>

 

 

 

 

 



 

【特別授業】「ヒトノユメ愛媛」準備授業
開催日:2011年7月1日18時0分
  • 受付期間:2011年6月4日 15時 〜 2011年6月25日 18時
  • 定員:20名
  • 参加対象:どなたでも参加できます。
  • 授業料:実費(教室変更により、300円(1ドリンク)が必要となりました。ご了承下さい。
    【2011年6月21日】)
  • 関連リンク1:http://hitonoyume.com/top
  • ・9月までの連続講座になります。
    ・キャンパスがいよココロザシ大学事務局から、同じビルの2階、cafe miraizouに変更となりました。(2011年6月21日)
    ・教室変更により、300円(1ドリンク)が必要となりました。

高橋久美子さん、白井ゆみ枝さんらを交え、「ヒトノユメ愛媛」の実現に向け熱く語り合います。

【授業の流れ】
17:30-18:00 開場
17:45-18:00 ヒトノユメスタッフ来場
18:00-18:15 オープニング
18:15-18:50 ヒトノユメ紹介 第1部
(昨年の東京、徳島、愛媛などの作品、世界観などについて)
18:50-19:00 休憩
19:00-19:20 ヒトノユメ紹介 第2部
(建築チームから、どんな準備や工程をたどるのか、どんな作業があるかを具体的に紹介いただく)
19:20-19:30 次回以降の話、アンケート記入、授業終了
19:30-20:20 自由懇親会

この授業の開催は終了しました。

先生:高橋久美子,白井ゆみ枝
高橋久美子(左) チャットモンチー(ドラム・作詞家) 白井ゆみ枝(右) 美術家
高橋久美子 1982年、愛媛県生まれ。鳴門教育大学在学中にチャットモンチーに出合い、ドラム・作詞家として加入。(作詞に『ハナノユメ』『シャングリラ』など)。2005年メジャーデビュー。デビュー前から書き続けていた、詩としての作品を形にしたいと思い、2008 年白井のアトリエを訪れたことをきっかけに、この個展に向けて動き始める。 白井ゆみ枝 1977年、長野県生まれ。女子美術大学卒業。グループ展、個展活動のかたわらイラストや舞台美術の仕事をつづける。2005 年にチャットモンチーのデビュー曲『ハナノユメ』PV のセット美術を担当。2007 年にアトリエを東京から長野に移し、作品制作をつづける。

今回の教室:creative cafe ヒロヤ
住所:松山市大街道2丁目3-9
TEL:
行き方アクセス:市内電車「大街道駅」下車、徒歩約3分。 市内電車「松山市駅」下車、商店街を通り徒歩約15分。