本日はいよココロザシ大学さんが主催する【しまのわ分校2時間目】しまを鳴らす!ドラムのわに参加してきました。
私は友人に誘って頂き、初の参加でした。
高浜港⇔泊港まで約20分、船に揺られ興居島へ!松山から少ししか離れてないのに別世界です。
会場は港へ到着して3分の距離にある旧泊 小学校です。到着すると小さい校庭に丸くドラムが並んでました。
ドラムサークルってご存知ですか? 様々な楽器やものを使い、参加者それぞ れがいろんなリズムを創りだし、そのハーモニーを愉しみます。参加者の顔が 見られるようにサークルになって行います。
青い空の下で叩くと開放的で楽しかったです。
小学校に残っている石や木、葉っぱ、色んなモノを使って、音を作りました。 空き瓶に水を入れて唇をつけて吹くと、ボーって音がします。皆さん子供の頃に一度はしませんでしたか?私はあります!
あの音も皆で奏でると良い味がでますし、音楽になります。
水の入ってないプールに下りて、音が出る 棒を鳴らしてリズムをとったり、 音楽室では、ファシリテーターの横田さんがピアノでリズムをとり、私達がトーンチャイム、マラカス、波の 音の順番に奏でると、素敵な ハーモニーが広がりました。
音楽室の中央に大の字で寝転がり目をつぶってリズ ムの音に耳を傾けるとトーンチャイムのゆるく優しく響き渡る音が、ものす ごく心地よく体中に染み渡り癒やされました。
心地よくて寝てる子供ちゃんもいましたよ。
大人から子供まで一緒に楽しめる遊びで楽しかったです。
休憩時間には、校舎内にあるカフェ「しまのテーブルごごしま」さんで美味しいジュースを頂きました。かつての教室が、とってもおしゃれで可 愛いカフェになっています。
『音楽』は『音を楽しむ』と書きます!
出来上がった音楽を聞くのも良いですが、自分達で作るのも楽しいです。音楽を通して子供に戻れた気がしました。
また参加してみたいです。
【授業レポート:一色 志乃】
興居島には、久しぶりに来ました。
おそらく初めてでは、なかったとは思うのですが・・・。
フェリーに乗るかってが分からず、右往左往しながら、なんとか船に乗り込みました。
今までの授業とは違い、集合場所や船の中は、知らない人ばかりで、緊張していました。
授業が始まりました。
円形に並べられた椅子に、色とりどりのパーカッション。小道具的な楽器もありました。
本格的な打楽器のレッスンは、受けたことがなく、さらに不安が高まります。
しかし、その不安も講師の横田先生の登場で吹き飛びました。
先生が、体いっぱいに指揮され、全体のリズムをテンポ良くまとめていくにつれ、最初、頭で必死に理解しようとしていたのが無駄だとわかりました。
先生の指揮に身を任せたら、自分の体で自然とテンポを刻めるようになり、全体とのリズムの調和がとれるようになりました。
そのうち、周囲の人たちの様子も見られるようになり、ゆとりが生まれてきました。
授業が進むにつれ、楽器は変化していきました。
周辺にある自然物、人工物。
中には、鍬を楽器に利用するという大胆な発想の方も。
その後は、プールでパイプのようなスティックを鳴らして共演。
水のないプールは、まさしく、天然のスピーカーです。
そして、その後、各自持参した瓶を口でふいたり、棒でたたいたり。
この時ばかりは、順番で音を出すのに必死で、さすがに周囲は見渡せませんでした。
最後は、場所を音楽室に移し、ウインドチャイムやピアノ、トーンチャイムでの共演。
演奏の途中には、順番にサークルの中心で、大の字に寝て、みんなの演奏に耳をすませられるという粋なはからい。
自分たちの奏でる音で人を癒すことができることにあらためて気づかされました。
この授業を通して、音をつくる、楽しむ、みんなで、奏で、楽しむ良さが手に取るように分かりました。
頭で、というより、心と体でにしみこんでいく感じです。
だから、初めて会う人との共演でも、
自然に馴染んでいく感じがしました。
音楽が人をつないでくれるんだなあと。
横田先生、コーディネーターの皆さん、
本当に、有意義な時間をありがとうございました。
興居島の環境と、心地よいリズムは、
まさしくベストマッチだったと思います。
そして、随所に見られた島の方々の温かみ。
おもてなしの気持ちがいっぱいに伝わってきました。
授業後、満たされた気持ちで島を後にしました。
【授業レポート:WM】