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今回の「ほっこりかまぼこ板アート〜さまざまなボランティアの形」の告知を見て、震災後に一度だけ行ったことのある石巻の事を思い出しました。松山に帰ってきてから、何か出来ることはないかな、と思いながら何をしていいか思いつかずに今になってしまって、そのとがずっと心にあり参加してみようと思いました。

授業は喜安先生の、震災直後からをまとめたDVDから始まりました。最近は少し遠ざかってしまった実際の様子を見て、その当時に感じたものとはまた違う、「そして今どうしているのか・・」という事を思いました。

3年という月日がたった今、改めて震災直後の避難所での人間関係の緊迫感や当時の様子を、実際に現地に行かれた方に直接お話を伺うというのは、もしも自分が自然災害に合ったらどうするのか、ということを考える機会にもなりました。

お話のあと、東北へ向かう方に託すかまぼこ板への絵を描かせていただきました。どんな絵が喜んでもらえるのか・・と、ただ絵を描くことに集中した時間は、東北の方へ生きる喜びを伝えたい気持ちとともに、自分を見つめ直す時間にもなりました。震災は、悲しい出来事ですが、起きてしまった悲しみの過去をどう受け止めていくかは、実際に震災に合った方達だけでなく、そのことを思うすべの人にとって必要なことで、そこからどう希望を持って進んでいくのか・・という事は、こうやってかまぼこ板に描いた絵を届けることのように、いろいろな人がかかわることで深まり、広がっていくのかなという事を感じました。

最後に、それぞれみんなで描いた絵を並べてみると、とても豊かで温かい感じがしたことをとても嬉しく思いました。
「自分にできること」という事が少し見えてきたような気がしました。貴重な時間をありがとうございました!
【授業レポート:篠原直美】

 



 

ほっこりかまぼこ板アート〜さまざまなボランティアの形〜
開催日:2014年3月16日13時30分
  • 受付期間:2014年2月25日 17時 〜 2014年3月14日 19時
  • 定員:20名
  • 参加対象:どなたでも
  • 授業料:無料 
  • 関連リンク1:えひめseed
  • 会場は松山市総合福祉センター3階 クラブ活動室(和室)です。

「災害ボランティア」と聞いて、何を思い浮かべますか?

災害ボランティアというと、がれきの撤去や炊き出しなど、災害発生直後のボランティアを思い浮かべますが、それだけではありません。

発生直後から、復興住宅に移るまで、被災地の状況はどう変わるのでしょうか。そのときの人々の心理状態はどうなるのでしょうか。

被災から半年、1年たち、避難所から仮設住宅に移るようになると、そこで暮らす人々は新しいコミュニティを作らなければなりません。そして、生活の中に、時には楽しみやゆとりがないと、人間らしい生活とはいえません。

今回は、そういった災害時に市民の生活を守る社会福祉協議会の方を先生にお招きし、東日本大震災の被災地で学んできたことをもとに、あまり知られていないけれど大切なボランティアについて学びます。

その後、みんなでかまぼこ板に絵を描きます。なぜかまぼこ板?なぜ絵??

その答えは、授業の中にあります。

☆この授業はNPO法人えひめリソースセンターとのコラボ授業です。
えひめリソースセンターが運営するサイト「えひめseed」に掲載されている「かまぼこ板でつなぐ石巻〜愛媛」プロジェクトを応援する授業です。

【授業の流れ】
13:30〜13:45 あいさつ・自己紹介
13:45〜14:30 ボランティアの話
14:30〜16:00 かまぼこ板アート
16:00〜16:30 感想・アンケート

この授業の開催は終了しました。

先生:喜安恒賀
愛媛県社会福祉協議会地域福祉部地域福祉課主幹補
平成7年に入職。現在、地域福祉・ボランティア関連の担当として、日々、市町社協をはじめ、NPO法人やまちづくり団体等の多様な活動主体と連携・協働しながら、その地域にあったオーダーメイドの地域福祉推進に向けて奮闘中。 また、東日本大震災をはじめとした災害ボランティア支援も行っている。社会福祉士。

今回の教室:松山市総合福祉センター
住所:松山市若草町8-2
TEL:089-921-2111
行き方アクセス:JR松山駅から徒歩20分 伊予鉄本町線本町3丁目下車徒歩5分