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県外出身で、まだまだ愛媛のことを勉強中の私。松山に住んでいても闘牛は見たことがなく「これはチャンス!」と思い、この講座に申し込みました。

今回は宇和島市津島町での授業です。まず、牛主である池田先生に南予地方の闘牛の歴史や魅力、飼育方法などをうかがいました。

牛にはそれぞれ得意技や戦法があり、かつては最長で2時間40分の勝負もあったと聞いてビックリ! さまざまなエピソードを織り混ぜたお話は、ふだん聞くことができない内容ばかりで、非常に面白いものでした。

続いて、後半はお待ちかねの牛舎見学です。初めて見る闘牛〈方因坊〉はすごい迫力で、思わず後ずさり…。方因坊も大勢の人にビックリしたのか、「モゥー!」の一声。散歩では、2本ある手綱のうち1本を持たせてもらいました。横を歩く私のことをチラッチラッと気にしながら歩く方因坊。その仕草がとても愛らしく、すぐにファンになってしまいました。

闘牛に出る牛というのは、普段からもっと荒々しい牛なのかと思っていたのですが、愛情をかけて大切に育てると穏やかな性格になり、飼育者との絆も強くなる。まさに『宇和島産闘牛には愛がある!』の形がそこにありました。

昔は農耕のために多数飼育されていた和牛ですが、現在、飼育者不足や資金など様々な問題を抱えているそうです。愛媛の大切な文化である『闘牛』。もっと深く知るため、後編の授業で観戦する4月場所で闘牛の魅力を体感してきます。方因坊、応援してるからね!!

池田先生、関係者の方々、充実した授業をどうもありがとうございました。
(報告=NM)

 

 



 

宇和島闘牛ファンクラブ(前編):本番3週間前の牛舎を訪ねる!
開催日:2014年3月16日13時30分
  • 受付期間:2014年2月18日 12時 〜 2014年3月14日 12時
  • 定員:15名
  • 参加対象:闘牛に興味がある方なら、どなたでも。
  • 授業料:無料 
  • 関連リンク1:宇和島闘牛公式サイト
  • 準備物:特にありませんが、汚れてもよい服装でご参加ください。
  • *都合により、集合場所&最初の教室が「宇和島市 清満(きよみつ)公民館」に変更しました。


    (1)先着順で受け付け
    この授業は抽選日を設けてはいますが、「先着順」の受け付けといたします。
    お申し込みいただくと、事務局から受付の自動配信メールが送られ、
    その後に別途「参加確定」のメールをお送りします。
    もし、3日たっても「参加確定」メールが届かない場合は、
    下段のメールアドレスにご連絡ください。

    (2)複数人でのお申し込みOK
    この授業は複数人での申し込みが可能です。
    ご希望の場合は、学生登録済みの代表者が当サイトからお申し込みをされたうえで、
    その他の参加希望者の 1)お名前(ふりがなも)、2)年齢、3)性別を
    下記のメールアドレスにお送りください。

    ◎お問い合わせ&複数人でのお申し込みは・・・
    wonder.ehime@gmail.com

宇和島産闘牛には「愛」がある!!!
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南予地方に江戸時代から伝わる闘牛。
みなさんはご覧になったことがありますか?

もともと、闘牛の牛は田を耕すときに使われていた役牛で、
農家にとっては大事な動物でした。苦労をともにする「友」に、
朝に晩にエサをやり、心を通わせながら大きく育てていたのです。

そんな自慢の牛たちを農閑期の娯楽として、闘わせたのが闘牛の始まりでした。

とくに日本の場合、取り組みには人同士が力比べをする相撲の影響も強く受けており、
稲作と相撲が盛んであったところで自然発生的に起こったようです。
(南予でも、かつては「牛相撲」と呼んでいたそうですよ。)
今でも宇和島のほか、鹿児島や新潟など全国9か所で行われています。

新潟などでは互いの健闘をたたえるため、引き分けにしますが、
宇和島の闘牛は必ず勝敗をつけ、どちらか逃げだしたほうが負けです。

このときおもしろいのが、負けたほうに給金がたくさん与えられること。

なぜなら、勝った牛には名誉が与えられるからです。
負けた牛には「このお金でケガを治して、おいしいものを沢山食べさせてもらって、
また元気になって戻っておいで」という意味を込めているから、
金額が多いのだとか。なんとも泣ける話ですよね。

さらに悲しいことには、宇和島闘牛の来場者が年々減っています(涙)。

この授業は「宇和島闘牛ファンクラブ」と称して、2回シリーズで行う授業の前編で、
4月上旬の「四月場所」を控えている牛主の池田さんと牛の方因坊(ほういんぼう)を訪ねます。

池田さんが初めて闘牛場に連れていってもらったのは3歳。
そのときから闘牛の魅力にとりつかれ、
いつかは闘牛オーナーになりたいというのが夢だったといいます。

そんな闘牛の魅力とは何なのでしょう。
愛情いっぱいに暮らしている池田さんと方因坊の日常を見せてもらいながら、
それを探りたいと思います。

*後編は「四月場所」当日の4月6日に行います。あわせてご予定ください。
*後編の授業はコチラです↓
http://www.1455634.jp/fsusvles.php?ini=382

【授業の流れ】
13:30-13:40 趣旨説明と参加者自己紹介
13:40-15:00 宇和島闘牛の歴史と牛の話(池田さんから解説)
15:00-15:15 移動
15:15-15:50 牛舎で見学・体験など
15:50-16:00 ふりかえり
16:00頃 解散

この授業の開催は終了しました。

先生:池田方辰
牛主(闘牛オーナー)
3歳のとき、祖父に連れられて近所で闘牛を見たのが、闘牛との最初の出会い。以来、「いつかは牛主になりたい!」というのが夢でした。公務員を定年退職後、念願の闘牛オーナーに。地元の農業生産組合の代表理事をつとめるかたわら、朝5時の朝食から夕方5時の夕食、9時の夜食まで1日5回牛舎に通い、昼間の半分近くを愛牛の「方因坊(ほういんぼう)」と過ごしています。

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:宇和島市清満公民館
住所:宇和島市津島町岩渕丙560
TEL:0895-32-2105
行き方アクセス: