「桝井プロデューサーへ相談!〜愛媛妄想映画〜」に参加しました。
大学生までは映画が大好きでしたが、今は行かなくなってしまってました。愛媛で映画誘致の様々な活動をしているのを聞いたことがあり、興味がありました。会場は愛媛CATVでした。
玄関のエントランスに大きなスクリーンと共に、桝井さんが学長と話をされていました。
参加者は、いろんな職業の人がいて、何人の方は事前にシナリオを書いてきていて、桝井さんに渡しておられる方もいました。本気モードの気迫に押された感がありました。
桝井さんからの話では、映画業界の資金繰りや運営の大変さが分かって、興味深かったです。映画人口は減っていますが、映画制作への参加、映画を作りを通じてコミュニティー作りやロケ地の価値づくり、など、様々な可能性があるな、と、思いました。
本日のお題、「妄想映画を考える」ですが、愛媛に関連があって、現代社会の問題や皆の関心に結びつくことって何かな?と、考えると。なかなか難しい課題でした。
今自分の中で課題となっている事として「希望」とか「生きる楽しさ」を、テーマにしてみました。設定は、自分の生活に身近なところから、学校です。両親の転勤で、都会から島に来たいまどきの中学生の男の子の話です。島の生活で、生きる楽しさを見付けていく。都会に戻ったときは少し変わった自分になっていた。
そんな話です。
愛媛のよさは、食や自然の美しさ、人の温かさだと思うので、そういうことを盛り込んでみました。他の参加者の方のプレゼンは様々で、自分は遊び心に欠けるな、と、思いました。
何はともあれ、なんとか終わりました。
私は、珍しく緊張してか疲れましたが、多くの参加者の方は、たいへん生き生きされていました。特に学長がうれしそうな様子だったのが、よかったです。
最近スラヴォイ・ジジェク氏という精神分析家が「映画は、欲している物を与えてくれるのではなく、欲するということを教えるのです」という話されていました。映像は、もっとも感情を揺さぶられる方法です。
愛媛で、本当に映画が作られるのか、楽しみです。
愛媛で妄想映画製作実現!!の折には、ぜひボランティアで参加させていただきたくお願いします。
楽しい時間をありがとうございました。
(授業レポート:石川智子)