「晩年の美学セミナー 4時間目〜こんなはずでは…お墓の話」に参加しました。
テーマがお墓なだけに、お墓の話が中心になると思っていましたが、
授業の初めにこれは「終活」を伝える内容であるとの説明がありました。
亡くなった金子哲雄さんが完璧な終活をしていたことがメディアで取り上げられ、
「終活」という言葉をよく耳にするようになりました。
少し前まで終活は「終焉に向けて行う活動」の略で、残された人に迷惑がかからないように
元気なうちに身辺整理をしておこうという意味合いが強かったようですが、
最近では、人生の幕引き準備というよりも、自分自身の棚卸しをして
今後をより豊かに生きるための活動と捉えましょうというお話には共感しました。
お葬式のお話やお墓のお話は、知らなかったことばかりで、
聞いておいてほんとによかったと思いました。
また断捨離のお話、エンディングノートのお話など納得することばかりで、
これはだれもが真剣に向き合わなければならないテーマであることを確信しました。
とても素晴らしい内容のテキスト2冊とエンディングノートまでプレゼントしていただき大満足です。
日本人は特に「死」をタブー視するきらいがあって、
死について語ることや準備をすることに対し、縁起が悪いと考える人が多いようですが、
これからは終活を楽しむ、新たな人生を考えるというふうに考えていきたいと思います。
【授業報告:ガンディ】